伝えてゆくもの、創ってゆくもの。新しい阿南市へ。

平成十八年三月二十日、
阿南市、那賀川町、羽ノ浦町の一市二町は一つになり、
新しい阿南市として出発しました。
もともと古くからこの地域は那賀郡として、
明治十二年に那賀郡役所が設置されるなど、
一つのまとまりのある地域でした。


大正七年には阿南自動車によるバス運行で結ばれ、
昭和十二年には阿南共栄病院が創設されるなど、
「阿南」という名も、ずっと地域のシンボルでした。


その後も衛生組合、消防組合などの一部事務組合の共立、
また警察署や保健所などの、
県の出先機関の所管も同じ区域に含まれるなど、
行政としての結びつきも、生活圏での結びつきも強く、
いわばなるべくしてなった合併といえるでしょう。

 

そしてこれから創られる新しい阿南市。

 

伝えてゆくべきものがあります。
創ってゆくべきものがあります。
それぞれの地域の個性を尊重し、
その力を融合し、紡ぎ出されるもの――、
それはきっと、素晴らしい物語となるでしょう。

 

H・A・N・Dはそれぞれ以下のような意味を持っています。

 

H Hは羽ノ浦町の頭文字であり、新しい阿南市のHeart(健康)・Happy(幸福)・History(歴史訪問)を表します。
A Aは阿南市の頭文字であり、新しい阿南市のActive(躍動)・Ability(技)・Appetite(阿南の幸)を表します。
N Nは那賀川町の頭文字であり、新しい阿南市の Network(交通網)・Nature(自然)・Next(新たなステージ)を 表します。
D Dは「Do=実行する」。H、A、N、3つのまちが集まって、 手を携えながら、ポジティブに新しいまちづくりを「実行する」という、 未来志向の決意を表わしています。

 

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