公開日 2010年11月10日
阿南市は、東は紀伊水道、南は美波町及び太平洋に臨み、西は那賀町、北は小松島市及び勝浦町に接し、地形は西部の四国山系の東端に連なる山地と、東部の那賀川水系により形成された沖積平野と三角州からなり、市域の大部分が山地部となっています。総面積は279.39km2で、徳島県全体の6.7%を占め、広大な市域を有しています。
昭和29年から30年にかけて12の町村による合併、編入ののち、富岡町と橘町が合併、昭和33年5月に市制が施行されました。そして平成18年3月20日、那賀川町、羽ノ浦町を加え、新しい阿南市として出発しました。
旧城下町であった富岡町周辺には中心市街地が、また阿波三港の一つとして栄えた橘町には副都心的市街地が形成されています。
さらに、複雑に入り組んだリアス式海岸をもつ臨海部は、天然の良港として古代から漁業の根拠地でしたが、今日では工業立地及び西日本を代表する電源立地の拠点となっています。
また、当市に本社をおく化学会社が製造するLED(発光ダイオード)を活用したまちづくり事業は、「光のまち阿南」として全国に情報発信を行い、多くの反響を呼んでいます。
徳島県南部における中核都市であることはもとより、東四国の産業経済都市として、また、阪神大都市圏や対岸の和歌山県を含めた環大阪湾・紀伊水道圏域の拠点都市として、今後の発展が期待されています。
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市章 1958年(昭和33年)9月に市議会で議決し制定しました。この市章は、市の歴史と伝統を背景として創造・飛躍・発展を期し、理想に向って前進しようとする阿南市を「あ南」として、合体図案化しています。 |
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市の花 「ひまわり」 ひまわりは、キク科の一年草であり真夏の空に向かって光り輝き、明るくエネルギッシュな力強さがあります。今後の躍進が期待される南国阿南市のイメージにふさわしく、市内全域で容易に咲かすことができることから、1991年(平成3年)に市の花として制定しました。 |
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市の木 「梅」 梅は、ばら科の落葉樹であり早春他の花に先駆けて開花し、ふくいくたる香りが高く優雅なことから、1988年(昭和63年)に市の木として制定しました。市内には県南で最も大規模な梅の名所明谷梅林があります。 |
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市の鳥 「つばめ」 ツバメは夏空に颯爽と舞い、スマートで躍動的な姿は未来への飛躍が期待される阿南市のイメージにふさわしく、また自然と生物を大切にする心を育てるための市のシンボルとして市制施行40周年を記念し、1999年(平成11年)に市の鳥に制定しました。 |