公開日 2024年09月12日
森林を整備することは、地球温暖化防止対策の他、国土保全や水源の涵養、生物多様性、地方創生や快適な生活環境の創出に寄与することになります。
しかし、林業の採算性の低下や、所有者が不明な森林、担い手の不足などにより、管理が行き届かない森林が増えています。
このような中、令和元年度に、市町村による森林整備の新たな財源として「森林環境譲与税」の譲与、また市町村が私有林の経営管理を受託する仕組みとして「森林経営管理制度」がスタートしました。
譲与が開始された森林環境譲与税は、法令で使途が定められており、市町村は森林整備や担い手対策、木材利用の促進や普及啓発等に関する費用に充てることができます。また、市町村及び都道府県は、森林環境譲与税の使途等を公表することになっています。
令和6年度からは森林環境譲与税の財源となる「森林環境税」の課税が始まり、「森林環境譲与税」として各都道府県、市町村に配分されます。配分額は自治体の人口、私有林人工林の面積や林業就業者数に応じて決められます。
阿南市では皆様からいただいた貴重な財源を活用し、森林整備を進めてまいります。
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