公開日 2025年03月28日
「阿南市基金の一括運用及び債券の購入管理に関する要綱」を制定しました。
1 背景・目的
本市における持続可能な行財政運営の実現に向けて、資金の流動性確保をはじめ、基金運用の効率性向上や職員の働き方改革に資するためには、基金の資金を一括運用する方式を本市に取り入れる必要がある。併せて、本市における過剰な債券保有の現状に鑑み、今後の債券運用においては、運用方針の作成や運用における期間及び保有割合の上限設定を行う必要がある。
2 一括運用とは
預金債券の一対一の関係をなくし、複数の基金を一体のものと捉え、対象基金をまとめて管理する方法である。
これにより、基金の運用作業が軽減されるとともに、基金の資金を効果的に活用することができる。
3 改善ポイント
①会計管理者の指示のもと、会計課長は基金担当課長と協議の上、預金や債券などの運用案を盛り込んだ運用方針(案)を作成し、市長はじめ特別職及び関係部課長等をメンバーとする「基金運用検討会議」において決定する。
②購入する債券の運用期間は、10年以内を原則とし、流動性確保のため債券購入合計額が、一括運用した基金の前年度末時点総額の20%以内とする。
③債券の購入方法は、原則として指名競争入札とする。
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