『藍を継ぐ海』 第172回 直木賞 受賞!!

公開日 2025年01月22日

1月15日に発表された第172回直木賞に、徳島を舞台にした伊与原新さんの『藍を継ぐ海が選ばれました!おめでとうございます!

受賞作の「藍を継ぐ海」は、日本各地を舞台にその土地特有の歴史や自然などをモチーフとした短編集です。
徳島県の海辺の小さな町でこっそりとウミガメを育てようとする女子中学生が主人公の表題作や、山口県の離島で地質調査を行う女性と焼き物に使う土を探し求める男性との交流を描いた物語などが自然科学に関する専門的な描写とともにミステリー仕立てで描かれています。

 

また表紙の灯台は、阿南市にある『蒲生田岬灯台』をモチーフにしていることや作中に登場するウミガメ専門の博物館は、美波町にある『 うみがめ博物館カレッタ 』であることなど徳島県南地域を題材にしていただいております。今回の受賞を契機に、阿南市にそして美波町、徳島県南地域に足を運んでくださる方々が増えることを期待しております。

 

伊与原新さんの今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。本当におめでとうございます !

 

 

蒲生田岬灯台

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