公開日 2025年07月03日
7月1日、県内で熱中症の疑いで2名の死者が確認されました。
農作業は炎天下や高温多湿の環境で行われることが多いため、熱中症のリスクが特に高い活動です。以下の対策をお願いします。
屋外での熱中症の予防のポイント
1. 適切な水分補給を心掛けましょう。
作業前、作業中、作業後にこまめに水分を取りましょう。塩分を含む飲み物や経口補水液を活用すると効果的です。
2. 服装を工夫してください。
通気性の良い服装を選び、日よけ帽やタオルを活用して体温の上昇を防ぎましょう。
3. こまめな休憩を確保しましょう。
日陰や風通しの良い場所で適度な休憩を取り、体を冷やすことを心掛けてください。
4. 作業時間を見直しましょう。
気温や湿度が高くなる時間帯は作業を避け、日陰や風通しのよい場所で作業を行うことを検討してください。
5. 体調管理を徹底しましょう。
倦怠感や頭痛など、普段と違う症状を感じたら、無理をせず早めに作業を中断し、医療機関の受診を検討してください。
(農林水産省HPより)
労働者を雇用する農業者、農業法人の方へ
2025年6月1日より、職場における熱中症対策が義務化されました。
対象となる事業者には、労働者を雇用する農業者や農業法人も含まれます。
農業者等に対して、熱中症があった際に対応できるよう、下記の3点が義務づけられます。
1.報告体制の整備
2.熱中症の症状の悪化を防止するための措置の手順作成
3.その内容を関係作業者に周知
適正に行わなかった場合の罰則(6月以下の懲役または50万円以下の罰金) も定められています。
詳しくは厚生労働省HPより確認ください。
関連情報
・熱中症対策(農林水産省HP)
・ 職場における熱中症予防対策の周知事業 (厚生労働省HP)
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