林野における火気の取扱いについて(注意)

公開日 2023年12月22日

 近年、全国的に林野火災が頻発しており、徳島県では昨年、年間20件(阿南市3件)の林野火災が発生しています。林野火災は例年12月から5月に多発する傾向にあり、出火原因の多くは、たき火・火入れ・たばこなど、人的要因によるものです。

 林野火災が一度発生すると、大規模かつ長期間に及ぶ危険性があり、財産はもとより、生命を奪うおそれがあります。また、森林を復旧するには、長い年月と多くの労力を要することになります。

 このため、空気が乾燥する季節を迎えるに当たり、火の取扱いには次のことに十分留意し火災予防に努めてください。

 

 1 枯れ草等のある場所では、火災が起こりやすいのでたき火をしないこと。

 2 たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に火を消すこと。

 3 強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしないこと。

 4 火入れを行う際は、あらかじめ消火に必要な器具(消火器・水バケツ・スコップ等)を準備すること。

 5 たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てないこと。

 6 バーベキューやキャンプなど火気を使用する場合には、指定された場所で行い、そこを離れるときには、

  完全に火を消すこと。

 7 火遊びはしないこと。また、させないこと。

 

 林野火災の原因の多くが、人のちょっとした火の取扱いの不注意で発生しています。市民皆様の御協力をよろしくお願いいたします。

 

山火事予防ポスター

お問い合わせ

消防本部 予防課
TEL:0884-22-3799