住宅用火災警報器の設置・維持管理について

公開日 2023年06月20日

 火災からの逃げ遅れ防止などの観点から、平成16年6月2日に消防法が改正され、全てのご家庭に住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。これを受けて、阿南市でも火災予防条例を改正し、設置及び維持管理に関する基準を定めています。

 住宅用火災警報器の機器の寿命は約10年となっており、平成23年6月の設置義務化から12年が経過したことから、今後、電池切れや電子部品の劣化等による故障が増加していくものと予想されますので、適切な維持管理を行い、故障時には本体の交換をして下さい。

 

 

住宅用火災警報器の設置場所について

 ・住宅用火災警報器とは、壁や天井に設置し、火災による煙や熱を感知して、音声や警報音により火災の発生を知らせるもので、火災の早期発見に大変有効となっています。阿南市では寝室に煙式の住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。また、寝室が2階にある場合は、階段の上部にも煙式の住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。他にも3階建て等で設置が必要となる場合があります。詳しくは予防課(0884-22-3799)まで問い合わせしてください。

 

 

住宅用火災警報器の維持管理について

 ・住宅用火災警報器の寿命は約10年と言われており、平成23年6月の設置義務化から12年が経過したことから、今後、設置されている住宅用火災警報器の電池切れや故障等で、気づかぬ間に火災を感知しなくなる恐れがあります。住宅用火災警報器がいざというときに適切に作動するよう、定期的に点検していただくことが重要です。

 ・定期点検を実施しましょう。点検方法は、本体のボタンを押すか、付属の紐を引くと確認でき、正常な場合は正常を知らせる音声や警報音が鳴ります。少なくとも年に2回は点検しましょう。

 

 

 

 

 ・万が一のために、住宅用火災警報器が鳴った時の正しい対処法を知っておきましょう。

 

 

 

「取り付けただけではダメ!住宅用火災警報器」(日本火災報知機工業会)(リンク先 総務省消防庁サイト)

 

 

お問い合わせ

消防本部 予防課
TEL:0884-22-3799

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