公開日 2022年12月06日
誰もがだまされる可能性があります!
新型コロナウイルス禍によって、人との「接触」を避けるため、必要なコミュニケーションを電話や、ネットを使ったオンラインで行うことも多くなりました。
そんなコロナ禍の状況を、詐欺犯が「電話やネットで連絡してもターゲットに怪しまれにくくて好都合だ」と捉えて詐欺を仕掛けてくるかもしれません。警戒を強めましょう。
特殊詐欺の被害に遭わないために
特殊詐欺の手口は、「オレオレ詐欺」や「還付金詐欺」だけではありません。
特殊詐欺の犯人は、巧妙な手口でお金をだまし取ろうとしてきます。
特殊詐欺の手口について知りましょう
- 電話でお金やキャッシュカードの話が出たら詐欺を疑いましょう。
- カードの暗証番号を警察官や自治体職員が聞くことはありません。絶対に他人に教えてはいけません。
- カードや通帳を警察官や銀行協会職員が預かることはありません。絶対に他人に渡してはいけません。
- ATMで還付金の受取手続きを行うことはできません。ATMで還付金は詐欺です。
- 心当たりのないハガキがきたときは、連絡先にそのまま電話してはいけません。
- 心当たりのない請求には応じない。どうしても連絡する必要があるときは必ず電話帳やホームページで正しい連絡先を調べてからにしましょう。
在宅中でも留守番電話設定!
犯人と直接話をすると言葉巧みにだまされてしまいます。留守番電話機能を利用して知らない相手からの電話には出ないようにしましょう。
詐欺犯は、証拠が残るため録音されることを嫌います。
留守番電話になったとたんに切れる電話は、詐欺です。
非通知電話の拒否設定
犯人は非通知で電話をかけてくることが多いので、あらかじめ非通知電話の拒否設定をしておきましょう。
(事前にナンバーディスプレイの契約等が必要です。)
普段から家族・親族と連絡・相談がしやすい状況を作っておきましょう。
特殊詐欺の被害に遭わないためには、自身で即断することなく、周囲に連絡や相談をすることが必要です。
普段からこまめに連絡を取り合い、被害防止について話し合いましょう。
油断は禁物!
詐欺の手口は巧妙です。
「自分も狙われるかも」と常に警戒心を持ちましょう。
特殊詐欺の手口は様々です。
災害や大きな事件・事故が発生した後などに、見舞金や義援金の募集を名目にするなど、社会情勢に合わせて変化します。
しかし、基本的には変わりはありません。
電話でお金の話は「詐欺」です。
怪しい電話に出てしまったら
- 相手の連絡先を聞いていったん電話を切りましょう。
- 相手が連絡先を言わなかったら電話を切りましょう。
- 相手の指示に従う前に、必ず身近な人や警察などに相談しましょう。
特殊詐欺被害の防止ポイント
オレオレ詐欺
息子や孫などの家族や警察官、弁護士などになりすまして、事件や事故、トラブルに対する示談金などの名目でお金をだまし取る手口
「電話でお金を用意して」は詐欺です!
「お金を用意して」と言われたときは、あわてず電話を一旦切ってください。
お子さんやお孫さんが以前から使っている携帯電話に確認の電話をしましょう。
還付金詐欺
役所の職員などになりすまして、医療費や保険料などの還付に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、口座間送金により金銭をだまし取る手口
「ATMで還付金」は詐欺です!
ATMを操作してもお金が振り込まれることはありません。
預貯金詐欺
警察官や金融機関の職員などになりすました犯人が、自宅まで訪ねてきてキャッシュカードや通帳をだまし取る手口
(犯人はだまし取ったキャッシュカードや通帳を使ってお金を引き出します)
警察官や金融機関の職員などが、暗証番号を聞いたり、キャッシュカードの提出を求めることはありません。
「キャッシュカードを預かります」は詐欺です!
被害を防止するために
電話でお金の話が出たら、「詐欺」だと思ってください!
✓ 常に留守番電話機能を設定しておく
✓ 迷惑電話防止機器を利用する
✓ 事前に家族の合言葉を決めておく
✓ 個人情報や暗証番号を教えない
✓ 電話をかけてきた家族に自分から電話して確認する
阿南市市民生活課 市民活動支援室(0884-24-8061)