公開日 2022年09月01日
防災の日はどうして9月1日?
9月1日は、関東大震災が発生した日であるとともに、暦の上では、立春から数えて二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期でもあります。また、昭和34(1959)年9月26日の「伊勢湾台風」によって、戦後最大の被害を被ったことが契機となって、地震や風水害等に対する心構え等を育成するため、昭和35(1960)年6月11日の閣議で、9月1日を防災の日とすることが了解されたことに始まります。また、この日を含む1週間(8月30日~9月5日まで)を「防災週間」と定められています。
防災の日は何をすればいいの?
政府、地方公共団体など関係諸機関はもとより、広く国民の一人一人が台風、高潮、津波、地震などの災害について、認識を深め、これに対処する心がまえを準備しようというのが、『防災の日』創設のねらいとなっています。もちろん、災害に対しては、常日ごろから注意を怠らず、万全の準備を整えていなければならないのですが、災害の発生を未然に防止し、あるいは被害を最小限に止めるには、どうすればよいかということを、みんなが各人の持場で、家庭で、職場で考え活動する日にしてはどうでしょうか。
防災の日をきっかけに防災対策を見直そう。
ハザードマップをチェック
居住している地域に、どのような災害リスクがあるのかを把握しましょう。また、避難場所や避難経路の確認を行い、万が一の時に慌てずに済むようにハザードマップを印刷し、持ち出し袋などに保管しておきましょう。
災害対策の点検
・季節毎に必要な衣類等を準備しましょう。冬であれば、暖かいブランケットや寝袋などを用意しましょう。圧縮された毛布や軽くてコンパクトな物など、多様な物があります。
・非常食や飲料の量、トイレなどの備蓄は、最低3日分、出来れば1週間分が目安です。
・地震への備えを再確認し、身の回りの家具類に転倒・ 落下・移動防止対策を実施しましょう。
・災害時は、情報収集が肝心です。テレビやラジオ、防災行政無線等を活用すると共に、阿南市が配信している阿南市公式LINEや阿南市メールを、防災の日を契機に登録していただけたらと思います。
自助・共助・公助の連携について
災害の直後に自分の身を守るのは『自助』の力です。自分ひとりでは対応できないときに頼ることができるのは『共助』です。それは同時に、自分が可能ならば共助に参加する意識が前提となります。そして、共助と『公助』の連携により状況を安定させ、復旧・復興へと向かいます。公助の支援が円滑に皆様一人ひとりに届くためには、共助との連携が不可欠です。被害を最小限に抑え、早期に復旧・復興をするために、それぞれの連携はとても重要です。
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