感染性胃腸炎(ノロウイルス)

公開日 2017年10月31日

 

 

●感染性胃腸炎(ノロウイルス)とは?
 細菌やウイルス、寄生虫などを原因に起こるものですが、特に感染力が強く大規模な食中毒など集団発生を起こしやすいのがノロウイルスです。

 ノロウイルスは手指や食品などを介して、人に感染して下痢やおう吐等の胃腸炎症状を引き起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどは重症化したりします。また、感染者のおう吐物や便からも感染することがありますので、処理をされる場合は、手袋を着用し、直接触れないように注意しましょう。


 

●感染防止、消毒や汚物の処理のポイント
1.カキなどの二枚貝は、中心部まで十分加熱調理(85度、1分以上)しましょう。
2.調理前、食事の前、トイレの後などは、石けんを使用した十分な手洗いとうがいを行いましょう。
3.生鮮食品(野菜、果物)は十分洗浄しましょう。
4.調理器具の洗浄、消毒をこまめに行いましょう。


 

消毒用アルコールは効果が弱く、熱湯か次亜鉛素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)が効果的です。
塩素系漂白剤の注意
〇酸性の洗剤と絶対に混ぜないでください。十分換気して行いましょう。
〇ビニール手袋などを使用し、直接手指等の消毒をすることは絶対にやめてください。


 

●ノロウイルスかな?と思ったら
 ノロウイルスに効く抗ウイルス剤や予防接種はなく、対症療法での対応となります。おう吐や下痢等で脱水や体力の消耗を起こしたりしないよう、水分と栄養の補給を十分に行うことが大切です。症状が激しいときは、早めに医療機関を受診しましょう。

 

 

★嘔吐物の処理方法と手洗いの手順についてはノロウイルスおう吐物処理方法.pdf(1.13MBytes)

★厚生労働省ホームページ ノロウイルスに関するQ&A

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