穴観音

公開日 2010年12月15日

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拳正寺山(観音山)の中腹に、穴観音として信仰されている大きな岩窟があります。

奥には如意輪観世音の石像を祀ってあります。岩窟は横穴式古墳で、羨門羨道玄室祭壇の跡が残り、今からおよそ1200年前、弘法大師が唐から帰国後四国巡錫の折ここに来られて岩窟を清掃し、如意輪観世音を安置されたと伝えられ、以来穴観音と称して人々の信仰を集めています。

窟の内面は奥行き約7m、幅2m、高さ2mの玄室があって、大小広狭の、地方では希な岩石を集めて巧みに積み上げて造り、窟上には古色蒼然たる老松が枝を張り交えて、古い歴史を物語っています。

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