公開日 2018年02月27日
下水道への環境意識が低下しています!
「ミツカン水の文化センター」が昨年6月に実施した「水にかかわる生活意識調査」(1995年から毎年実施)によると、
「天ぷらなどの揚げ物に使った油を流しから流さない」との回答が全体の50%に留まり、
同様の質問をしていた1995年から2009年の平均値89%を大きく下回りました。
このほか、「排水口にゴミ受けを置くなどしてゴミを流さない」との回答は
全体の59%(過去の平均値より35ポイントの低下)、
「洗濯時に必要以上に洗剤を使わない」との回答は
全体の52%(過去の平均値より27ポイントの低下)でした。
下水道には何でも流せるわけではありません!
油を下水道に流し続けると、管の中で固まってしまい、詰まりの原因になります。
大きなゴミを流すことも、管を詰まらせる原因になるほか、ポンプ施設などを故障させてしまうおそれがあります。
また、必要以上に洗剤を使いすぎると、処理場における汚水浄化機能を低下させてしまいます。
(合成洗剤や中性洗剤ではなく、なるべく無リン性の洗剤を御使用ください)
快適な水環境を守るために
上記の内容は、浄化槽をお使いの場合でも気をつけていただく必要があります。
下水道や浄化槽の機能低下は、修復に多額の費用がかかるのもさることながら、
地域の水環境、衛生環境を悪化させることにつながります。
快適な水環境を守るために、皆様の御協力をお願いします。