下水道事業概要
阿南市における公共下水道事業は「打樋川処理区」、「春日野処理区」、「平島処理区」の3処理区において実施しております。
●打樋川処理区
「打樋川処理区」については、以前は「富岡処理区」433haとして浸水対策及び汚水対策を実施すべく、富岡町から福村町周辺にかけての区域を対象としておりましたが、阿南市汚水適正処理構想および徳島県汚水処理構想との整合を図るため、平成19年度において見能林町周辺、中林町周辺、津乃峰町周辺を追加し、「打樋川処理区」676haとして事業計画の変更しました。また、令和7年度において「R3阿南市汚水訂正処理構想」との整合を図るため、「打樋川処理区」351.1haに事業計画を変更しております。
現在は、JR牟岐線より西側の富岡地区80.8haについて事業認可を受け、第1期計画区域として整備を進めております。
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●第一期計画区域
富岡町においては、豪雨のたびに浸水被害が発生しており、地域住民の生活に多大な支障を来たしていました。
そのため浸水対策工事を先行し、平成18年度に富岡雨水ポンプ場が供用開始しました。
一方、生活排水等の汚水対策は、平成14年度から汚水管きょ工事に取りかかり、平成23年4月から一部供用を開始します。
富岡町木松・玉塚・西石塚・寿通・小山・内町・第住町・東仲町・西仲町・西新町・東新町・西池田口及び、トノ町・車ノ口・西池田・東池田・東池田口・今福寺・北通・小山本・あ王谷・滝の下・南向・佃町・あ石の一部
●春日野処理区
「春日野処理区」については、昭和45年度に徳島県土木部及び旧那賀郡羽ノ浦町にて宅地開発が行われ、併せて地区内で発生する汚水を処理する施設として、「春日野住宅団地小規模下水処理施設」が建設されたことが発端となります。令和6年度までは、環境保全課が施設の管理をしておりましたが、令和7年4月1日をもって公共下水道事業として事業転換をすることになり、「春日野処理区」として、供用及び使用開始をします。
●平島処理区
合併前(平成18年3月20日以前)の旧那賀川町において、平成6年度より汚水対策として事業に着手し、終末処理場用地の確保及び汚水管きょ工事を進めておりましたが、財政状況悪化等の事情により、平成12年度以降休止状態となっています。