阿南信用金庫で働く地域を支える女性達との対談【キラリ輝く】

公開日 2026年04月24日

キラリ輝く 第8回【地域を支える阿南信用金庫で働く女性たち】との対談

 

松本さん
阿南信用金庫見能林支店
内勤担当役席
松本 友果さん
阿南信用金庫見能林支店
渉外係
森 桃佳さん

 

阿南信用金庫で働く女性職員との対談

 

キラリ輝くの第8回目は、阿南信用金庫で働く女性職員の「松本 友果(まつもと ゆか)さん」と「森 桃佳(もり ももか)さん」と対談させていただきました。阿南信用金庫に就職したきっかけや仕事について、また阿南市の魅力やこれからどうなってほしいかなど、内容盛りだくさんとなっております。
松本さん、森さんそして阿南市の企業で活躍する女性の魅力に迫ります。

 

対談

岩佐市長=岩  松本さん=松  森さん=森

 

 

【岩】
お忙しいところありがとうございます。本日はよろしくお願いします。

 

【松・森】
よろしくお願いします。


【岩】
では、まず私から自己紹介させていただきます。私は市長になって2年と4ヶ月ほどになります。年齢は54歳になります。ずっと羽ノ浦で、20年来専業農家をしておりましたが、ご縁があって11年ほど前に県議になり、2年半前に市長になりました。大学生と高校2年生の娘がいる父親でもあります。よろしくお願い致します。
それでは、自己紹介をお願いします。松本さんからお願いします。



【松】
阿南信用金庫の松本です。入庫23年になります。以前は岩佐市長の地元である羽ノ浦支店に8年ほど在籍しておりました。1ヶ月前にこの見能林支店に異動になりました。南部エリアで働くのは初めてですが、新しい環境で働くのはとても新鮮で楽しみにしています。本日はよろしくお願い致します。

 

【森】
阿南信用金庫見能林支店の森と申します。令和4年に入庫して、今で入庫5年目になります。仕事は渉外担当として、地域のお客様の元に訪問して、預金や融資の推進などの営業活動を行っています。地元は県外ですが、今は羽ノ浦町に住んでいます。本日はよろしくお願い致します。

 

【岩】
県外はどちらですか?

 

【森】
兵庫県です。高校までいました。

 

【岩】
阿南信用金庫で従事されている業務内容を教えてください。また、やりがいについても教えてください。

 

【松】
現在の業務は、後方事務と窓口のサポートを行っています。やりがいについては、窓口に出る機会は以前より少なくなっていますが、お客様から感謝の言葉をいただいたり、私を指名して相談していただけることにやりがいを感じています。感謝の手紙をいただいたことは本当に嬉しく、印象に残っています。また、若手の育成にもやりがいを感じています。若手が経験を積みながら成長していく姿を見ることはとても嬉しく、今後も楽しみにしています。

 

【森】
私は渉外係として、法人や個人のお客様の元に訪問して預金や融資のご相談を受けています。お客様によって状況や考え方が全然違うので、まずはしっかりお話を聞いて、それぞれのお客様に合った提案をするように心がけています。やりがいを感じるのは、お客様から「相談してよかった」というお声をいただけたときです。周りの職員や先輩に相談したり自分なりに考えたりして提案し、そこでお役に立てたときに、この仕事をやっていてよかったと強く感じます。

 

【岩】
銀行という仕事柄、対面での話が主になると思いますが、コロナ禍の頃、人と接するのが難しいときの苦労はありましたか?コロナ禍でも会わないことはないと思うのですが。

 

【松】
極力、外回りの方は訪問に行かないようにしていたので、お客様に窓口に来てもらうことが増えた気がします。

 

【岩】
なかなかリモートというわけにもいかないですし、接客なので相手の顔を見たり、お困りごとに親身に相談に乗ったりするには、直接会って話をすることの重要性が一番だろうと思います。事務仕事などはやはり二重チェックなどされているのですか?

 

【松】
 はい。お金を扱う仕事なので、間違いがあってはいけないので、お客様に何度も足を運んでいただかないよう、二重チェックをして気持ちよくお帰りいただけるよう心がけています。

 

 

【岩】
直接お会いして、お客様から「ありがとう」と言ってもらえるのは嬉しいですね。たまに苦情を言われることもありますか?

 

【松】
忙しかったりしてお待たせすることもあるので、そういったときは多少あります。

 

【岩】
市役所も同じだと思います。どうしても仕事量だったり、間違いがないにしても思いが伝わらないときはあると思います。日々勉強ですね。


【岩】
阿南信用金庫に入庫されたきっかけを教えてください。

 

【松】
学校の方から、金融業務が向いているのではないかと勧められたのがきっかけです。また、元々地元で働きたい思いがありました。祖母が阿南に住んでいて、小さい頃からよく遊びに来ていて、好きなまちだったので入庫を決めました。

 

 

【森】
これまでの経験から、元々人と関わる仕事がしたいという思いがあり、求人があったことがきっかけの一つです。その中でも、金融機関はお客様の人生や事業に長く関わっていける仕事だと感じて興味を持ちました。面接の中で、女性職員が活躍していることや、ライフイベントを経ても働き続けている方が多いと知り、自分もそういう環境で成長していきたいと思い入庫を決めました。

 

【岩】
松本さんは、おばあ様が阿南にいらっしゃったのですね。

 

【松】
はい。私は小松島ですが、祖母が阿南にいました。

 

【岩】
森さんは県外から来られて、大学が徳島だったのですか?

 

【森】
はい。結婚のこともあって徳島県内で働きたいと思っており、ご縁があってこちらになりました。

 

【岩】
徳島に来てみてどうでしたか?

 

【森】
地元とギャップはなくてまち並みも近いところがありました。住みやすいまちだなと思っています。

 

【岩】
言いにくかったら大丈夫ですが、金融機関を考えたときに阿南信用金庫でなかったらというのはありましたか?

 

【松】
正直あまりなかったです。学校でちょうど求人が出ていて、元々金融機関で働く予定はなかったのですが、実際働いてみて良い会社だなと思っています。

 

【森】
正直、最初は金融機関に絞っていたわけではありませんでしたが、一番大きかったのは、転勤があっても阿南市内で完結し、県外に出ることがないのが大きかったです。自分の生活を思い描けますし、後から思ったのは、お客様と仲良くなっても「阿南市内にはいます」と説明できるのは良いところだと思います。

 

【岩】
地域に根ざし、異動があっても市内であれば顔の見える関係が作れるのは、大きなメリットですね。今後も地域との繋がりを強固にしていってもらいたいと思います。

 

【岩】
女性活躍の観点で阿南信用金庫の皆さんの取り組みは素晴らしいものだと思います。令和6年2月26日付で「えるぼし認定」を、平成25年2月25日付で「くるみん認定」を受けられています。実際に働いている中で、仕事と子育ての両立支援や女性活躍の推進についての積極的な取り組みなど、すごいと思うことを教えてください。

 

【松】
私は結婚や子育ての経験がありませんが、産休の復帰率が高いことや、復帰後も自分のライフスタイルに合った働き方が選択できるので、環境は整っていると感じます。制度が形だけでなく、実際に活用されていると実感しています。

 

【森】
制度だけでなく、職場の雰囲気にも表れていると感じます。時短勤務で働いている方が多いので、ライフイベントを経ても仕事に戻ってくるイメージがしやすい環境です。周りで実際に利用している方も多く、将来のキャリアを考える上でも具体的な生活のイメージを持てるのは大きな魅力です。

 

 

【岩】
 森さんは入庫前から、「くるみん認定」を受けていることは知っていましたか?

 

【森】
はい。入庫の時点で情報は目に入っており、女性が活躍する環境作りに力を入れているのだと感じたことも、入庫の決め手の一つになりました。

 

【岩】
ワークライフバランスを含め、働きやすい環境であることは大きなアピールポイントになりますね。看板だけでなく、産休後の復帰率が高いことや、働き方の多様性がこれから求められることだと思います。男性の育児休業取得についてはどうですか。

 

【男性職員】
今は75%ですが、来年度以降は100%にしたいと考えています。厚生労働省からの助成金を使えるように、この3月に規定を改定しました。今後は助成金も男性が育休を取ったらもらえる状態なので、ぜひ取得してくださいと案内しています。子育てに参画するためのメッセージや、家事分担のワークシートなども活用していこうと考えています。

 

【岩】
男性の家事・育児への参加、女性の経済的自立という面でも、阿南信用金庫の皆さんの取り組みは素晴らしいです。自分だけじゃなく、これから入る職員含め後人の指導や、産休などで急に休まなければいけないときのサポート体制も含め、回していけるような組織であり、引き続き皆さんが働きやすい環境を作っていってほしいと思います。

 

【岩】
女性活躍の主役である皆さんから見て、職場や業務の中での「女性活躍」についてどのように考えていますか。

 

 

【松】
女性は細かいところに気が付き、丁寧な対応ができることが強みだと思います。その強みを生かして、相談業務、年金、資産運用など様々な分野で活躍の場が広がっており、そうした取り組みが定着していると感じています。

 

【森】
渉外担当はまだ男性のイメージが強いと感じる部分もあります。一方で、女性ならではの対話の仕方や気遣い、フォローは強みになります。実際にお客様との関係作りに生きていると感じることもあります。現在は私以外にも女性の渉外担当がいますので、今後も増えていくと思いますし、より働きやすい環境作りに貢献したいと考えています。

 

【岩】
銀行等も昔は窓口は女性、外回りは男性というイメージが強かったですが、現在は変わってきている感じはありますか。

 

【松】
窓口を男性が担当することはまだ見かけないので、そこは今後の改善点かもしれませんが、森さんが初めて地区を持って回る渉外担当になったときは、大丈夫かなと不安もありましたが、現在の働いている姿を見て、女性の強みを生かした訪問の仕方があると思うので、もっと増えていけばいいなと思います。

 

【岩】
他行でも、女性の渉外担当はまだまだ少ないですか。

 

【松】
増えては来ていますが、比率で言えば男性が多い気がします。

 

【森】
 面接の段階で他は男性しかいないと聞きましたが、保険関係や違う分野では女性が営業担当されているので、最初はハードルが高いと感じる部分もありましたが、やってみるとやりがいもあり、難しいことばかりではありませんでした。他の信用金庫との勉強会で、高知や香川では外回りをしている女性も多いと知ったので、情報交換をしながら模索しています。

 

【岩】
それが普通になってくれば良いですし、最初に話してくれた細かい点に気づくことなど、女性の優位な点、気質などを生かしながら、ただ固定概念ではなく、一人一人の能力や個性に適した働き方ができるのが一番ですね。

 

【岩】
 今までお仕事のことを中心にお聞きしましたが、阿南市についてお話を聞かせてもらえたらと思います。2人とも市外から来られているので、仕事や休日含めて、「阿南市」の好きなところや魅力だと思うところを教えてください。

 

【松】
 魅力は何よりも人の温かさにあると感じています。自然に恵まれた環境や住みやすさはもちろんですが、日々の暮らしの中で出会う人の優しさや思いやりがこのまちの良さです。困っているときに声をかけてくれる人、喜びを分かち合える人がいることはとても心強いと感じています。こうした人との繋がりがあるからこそ、安心して暮らせるまちだと思います。これからもまちの人との関わりを大切にしながら、地域に貢献できるように頑張りたいと思います。

 

【森】
 被ってしまいますが、暮らしやすさと人の温かさの両方が揃っているところです。自然が身近にありながら、生活に必要な環境も整っています。暮らしやすいだけでなく、地域の繋がりが強く人の温かさを感じられるところです。また、子供への支援も充実しており、安心して子育てができる環境が整っていることも魅力だと感じています。

 

【岩】
 ありがとうございます。休日はどのように過ごされていますか?

 

【松】
 趣味として「徳島ガンバロウズ」のバスケットボールの試合を見に行くのが楽しみです。集客力が上がればまちの活性化にもなるので、阿南市とも協力して試合を開催できれば嬉しいです。

 

【岩】
バスケなどスポーツはしていましたか?

 

【松】
スポーツはしていませんでしたが、初めて友人に連れられて見に行ったときにはまりました。1年目から応援しています。

 

【岩】
そうなんですね。一応私もバスケをやってました。

 

【松】
バスケは見に行かれたりするんですか?

 

【岩】
バスケを見るのも好きですが、あまり休みが合わないので今年は1月に市立体育館で行われた試合を見に行きました。ぜひ徳島を盛り上げてほしいです。私が初めて試合を見に行ったときは応援や実況などびっくりしました。
森さんはどのように過ごされていますか?

 

【森】
 食べることが好きなので、カフェやご飯屋さん巡りをしています。週末はどち
らか一日外食するくらい好きで、地元の店を開拓しています。

 

【岩】
最近のおすすめはありますか?

【森】
ラーメンが好きで、最近は「KAIDO」です。

 

【岩】
この間の純国産メンマサミットin阿南ではラーメン博をしていて、まだまだおいしいお店もいっぱいあるので巡ってもらえればと思います。

 

【岩】
こんな「阿南市」になればいいなと思うことがあれば教えてください。

 

 

【松】
年配の方が安心して住み続けられ、若い世代が帰ってきたいと思えるまちです。長年このまちを支えてきた年配の方が地域の中で生き生きと過ごせる環境が整っていることは大切だと思います。若い世代が魅力を感じ、戻ってきやすい仕事等の環境が整い、世代を超えて支え合えるまちになれば素敵だと思います。


【森】
より多くの若い世代が住み続けたいと思えるまちです。高齢化が進み、若い世代が市外県外へ出て行く傾向にありますが、子育て支援や働きやすい環境がさらに充実していくことで定住に繋がり、より活気のあるまちになっていけばいいなと思います。

 

【岩】
ありがとうございます。阿南市も高齢化が進んでいますし、人口減少問題もあります。若い世代が地元に帰ってこないのが一番の課題です。都会の魅力との引き合いはありますが、若者が戻ってくるためには、何が必要だと思いますか?

 

【松】
 就職先などの仕事の面が大きいかもしれません。最近はネットが主流になってきているので、ネットで仕事をする人に関しては、どこで働いても一緒かなと思うので、整備が整い、平日はパソコンで仕事、休日は自然の中で心を休めるようなことができればいいのではないかと思います。

 

【森】
 私はこれから子供を産んだりしてもずっと働きたいので、子育てをしながら働き続けられる会社や環境が大事だと思います。

 

【岩】
 中高生が地元の企業を知らないことも多いです。阿南にも独自の技術を持った企業があり、その企業がなかったら日本全体や世界全体のラインが止まってしまうこともあるのですが、知られておりません。働き口はたくさんあるので、キャリア教育を通じて地元企業の魅力を知ってもらいたいです。いろいろな企業を知っている阿南信用金庫の皆さんにも人材育成の面で協力をいただきたいです。また、情報系産業が少ないので、テレワークを含めそういう産業を作っていくことで、時間にとらわれない働き方ができる土台も作っていきたいと考えています。

 

【岩】
最後になりますが、それぞれの業務でどのように「キラリ」輝いていきたいですか。

 

【松】
これまでの経験は私にとって大きな財産です。これからは自分が受けてきた教えや経験を後輩に伝え、成長を支えていきたいです。一人一人が自信を持って力を発揮し、キラリと輝けるような環境づくりに関わっていくことが目標です。後輩たちが安心して挑戦し、成長していけるよう、人との関わりを大切にしていきたいです。

 

【森】
目の前のお客様一人一人にしっかりと向き合い、少しでも役に立てる存在でありたいです。自分自身も経験を積みながら、より多くのお客様に信頼していただけるように成長していきたいです。また、庫内において女性がより働きやすく力を発揮しやすい環境づくりに貢献し、後輩や周りの職員にも良い影響を与えられる存在になれたらいいなと思っています。

 

【岩】
ありがとうございます。 お二人の話から、人との関わりが大事なお仕事であり、人材育成の大切さを改めて感じました。自身が先輩としてキラリ輝く姿を見せることで、後に続く方々も「こうなりたい」と思えるようになります。阿南信用金庫の皆さんが地域を支える活動の幅が広がるよう、今の仕事や生活を楽しみながら、阿南を盛り上げていってください。本日はありがとうございました。

 

【一同】
 ありがとうございました。

 

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