公開日 2025年03月10日
内閣府は令和2年5月に自治体が女性の視点から災害対応を進める際に参照できるよう、「災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~」(概要版・全体)を作成しました。
大規模災害の発生はすべての人の生活に影響を及ぼしますが、様々な場面での意思決定過程に対して女性が参画したり、女性と男性のニーズの違いに配慮された災害対応をすることが、防災や減災、災害に強い社会の実現にとって不可欠です。
防災や避難所運営等では、市民の皆さんの御理解と御協力が欠かせません。
平常時からの男女共同参画の推進が、防災、復興の基盤となりますので、家庭や地域等での防災の取り組みに本ガイドラインを参考にしてください。
ガイドラインの項目
第1部 7つの基本方針(基本的な考え方の背景や解説等)
(1)平常時からの男女共同参画推進が防災・復興の基盤となる
(2)女性は、防災・復興の「主体的な担い手」である
(3)災害から受ける影響やニーズの男女の違いに配慮する
(4)男女の人権を尊重して安全・安心を確保する
(5)女性の視点を入れて必要な民間との連携・協働体制を構築する
(6)男女共同参画担当部局・男女共同参画センターの役割を位置付ける
(7)要配慮者への対応においても女性のニーズに配慮する
第2部 段階ごとに取り組むべき事項(実施主体やポイント、事例紹介)
平常時の備え、初動段階、避難生活、復旧・復興
第3部 便利帳(災害発生時に現場ですぐに活用できるチェックリストやポスター等を掲載)
備蓄チェックシート、避難所チェックシート、応急仮設住宅・復興住宅チェックシート、男女別データチェックシート、授乳アセスメントシート、避難所見守り・相談ポスター、お役立ち情報一覧等
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