公開日 2024年11月01日
全額公費負担での新型コロナワクチン接種は令和6年3月31日で終了し、令和6年度からはインフルエンザワクチンと同様の定期接種に位置付けられました。接種は有料となり、接種券の送付はありません。接種を希望される方は医師の十分な説明を聞いて、新型コロナワクチンについて理解した上で接種を受けるかどうかご判断ください。
接種期間
令和6年10月1日(火)~令和7年3月31日(月) ※医療機関の休診日は除きます。
対象者
阿南市に住所登録のある、次の①または②に該当する方(年齢は接種日時点)
①65歳以上の方
②60歳以上65歳未満の方で、心臓・じん臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいがある方
およびヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいがある方
接種間隔
他のワクチンとの接種間隔に制限はありません。また、インフルエンザとの同時接種も可能です。
接種費用
4,000円 (生活保護世帯の方は無料)
※定期接種の対象者以外の方は「任意接種」として自費で接種を受けることができます。
接種費用負担回数
1回
接種場所
阿南市内の委託医療機関
R6阿南市高齢者インフルエンザ・新型コロナワクチン実施医療機関[PDF:86.1KB]
※阿南市外の委託医療機関でも接種できますが、阿南市発行の予診票が必要となりますので、事前に保健センターまでお問い合わせください。
持参物
住所および年齢の確認ができるもの(例 健康保険証など)
※令和6年度から、接種券はありません。
使用するワクチン
JN.1系統対応1価ワクチン
以下5社のワクチンが使用されます。
製造販売業者 |
資料掲載ホームページ(各社の被接種者向けガイド等が掲載されています) 出典:独立行政法人医薬品医療機器総合機構 |
ファイザー社 | https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/631341D |
モデルナ社 | https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/631341E |
第一三共社 | https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/631341M |
武田社 | https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/631341G |
Meiji Seikaファルマ社 | https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/631341P |
※医療機関によって、取り扱うワクチンが異なりますので、ご希望のワクチンが接種できるかどうかは、医療機関へお問い合わせください。
各社ワクチンについて(第58回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より)[PDF:348KB]
新型コロナワクチンQ&A 出典:厚生労働省
Q mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンは新しい仕組みのワクチンということですが、どこが既存のワクチンと違うのですか。
A mRNAワクチンは、ウイルスのタンパク質をつくるもとになる遺伝情報の一部を注射します。体内で産生されるウイルスのタンパク質に対する抗体などが体内で作られることにより、ウイルスに対する免疫ができます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html#19
Q レプリコンワクチンは、どのようなワクチンですか。既存のmRNAワクチンとどこが違うのですか。
A レプリコンワクチンはmRNAワクチンの一つですが、接種されたmRNAが細胞内で一時的に複製され、既存のmRNAワクチンよりも強く免疫が誘導されます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html#20
Q レプリコンワクチンは、自己増幅性のあるワクチンとのことですが、体内で無限にウイルスのタンパク質が作られたり、接種を受けた方から他の方にワクチンの成分が伝播することを懸念しています。接種しても問題はありませんか。
A 体内で無限にタンパク質が作られることはなく、他の方にワクチンの成分が伝播するといった科学的知見はありません。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html#21
Q 組換えタンパクワクチンとはどのようなワクチンですか。
A 組換えタンパクワクチンは、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質の遺伝子をもとに作られた組換えタンパク質を有効成分とするワクチンであり、接種後、ヒトの体内でスパイクタンパク質に対する免疫が誘導されることで、新型コロナウイルス感染症の予防ができると考えられています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html#22
Q これまでに認められている副反応にはどのようなものがありますか。
A 新型コロナワクチンの主な副反応として、注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み等がみられることがあります。稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生します。現時点で重大な懸念は認められないとされています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html#25
その他の新型コロナワクチンQ&Aはこちらをご覧ください。
コロナワクチン接種にかかる予防接種健康被害救済制度について
予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可避的に生ずるものですので、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と
健康被害との因果関係が認定された方を迅速に救済するものです。
令和6年4月より、コロナワクチンが特例臨時接種から定期接種に移行されたことに伴い、「救済を求める健康被害が生じた接種日」や
「接種類型」によって、「給付の内容」、「相談及び請求先」が異なります。
救済を求める健康被害が生じた接種日 |
接種類型 |
給付の内容 |
相談及び請求先 |
令和6年3月31日以前 |
特例臨時接種 |
予防接種法第16条第1項に規定する給付(A類疾病に係る定期の予防接種等) |
救済を求める原因となった接種が行われた時に被接種者が居住していた市町村長(阿南市の場合)保健センター☎0884-22-1590 午前8時30分~午後5時15分(平日のみ) |
令和6年4月1日以降 |
定期接種 |
予防接種法第16条第2項に規定する給付(B類疾病に係る定期の予防接種) |
|
任意接種 |
PMDA法第16条第1項に規定する給付(副作用救済給付) |
PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)☎0120-149-931 午前9時~午後5時(平日のみ) |
健康被害救済制度の詳細は、厚生労働省ホームページをご確認下さい。
相談窓口について
「徳島県新型コロナワクチン専門相談コールセンター」
専門的な知識を有する看護師や保健師が対応し、接種による「副反応」や「医学的知見が必要となる専門的な相談」などを承ります。
期間: 令和6年10月1日~令和7年3月31日
電話: 050-2018-3275 午前9時~午後6時(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)
ファクシミリ: 050-3588-3964
メール: tokushima_sodan@medrt.com
詳細は徳島県ホームページをご覧ください。
「新型コロナウイルス感染症の後遺症の受診先について」
新型コロナウイルス感染症の後遺症の症状がある方へ、「コロナ後遺症を受診できる医療機関」が掲載されています。
詳細は徳島県ホームページをご覧下さい。
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