公開日 2023年06月05日
マイナンバーカードが健康保険証として利用できます
令和3年10月より、一部の医療機関や薬局の窓口で、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようになりました。専用のカードリーダー等の機器がまだ設置されていない医療機関や薬局では、これまでどおり紙の健康保険証が必要になります。なお、 マイナンバーカードを健康保険証として利用できる医療機関や薬局は、随時拡大しています。 詳しくはマイナンバーカードの健康保険証利用参加医療機関・薬局リスト(外部サイト)をご覧ください。
♦マイナンバーカードを健康保険証として利用できる証の種類は以下のとおりです。(令和5年3月時点)
健康保険被保険者証
共済組合組合員証
私立学校教職員共済加入者証
船員保険被保険者証
共済組合船員組合証
後期高齢者医療被保険者証
国民健康保険被保険者証
短期被保険者証
被保険者資格証明書
修学中の被保険者の特例による被保険者証
住所地特例制度による被保険者証
高齢受給者証
限度額適用認定証
限度額適用・標準負担額減額認定証
標準負担額減額認定証
特定疾病療養受領証
※ ただし、公費負担医療制度等(国・都道府県・市区町村発行の助成制度など)、上記以外の各種医療証を受けている方は、引き続き窓口での提示が必要です。
※生活保護受給者に交付される医療券等は令和5年度中になる予定です。
利用には事前登録が必要です
マイナンバーカードを健康保険証として利用するために、マイナポータルから健康保険証利用の「初回登録」が必要です。
登録方法については、以下のマイナポータルのホームページをご覧ください。ご自身やご家族のスマートフォン、ご自宅のパソコン(カードリーダーが必要)で登録することができます。
マイナンバーカードの健康保険証利用で変わること
①受付が変わる
これからは、顔認証付きカードリーダーで受付※1が自動化されます
・顔認証※2で、本人確認※3と保険資格確認が一度でできます。
・自動受付なので、人との接触も最小限です。
・マスク※4をしていても、顔認証が可能です。
※1 医療機関・薬局によっては、一部の業務が対面で行われる場合もあります。
※2 機器には顔写真データは保存されません。
※3 数字4桁の暗証番号の入力でも可。
※4 マスクをした状態での顔認証は、機種によって精度が異なるため、認証できない場合もあります。
②診療・薬剤処方が変わる
これからは、データに基づく診療・薬の処方が受けられます
本人が同意することで過去の薬や特定健診等のデータが自動で連携されるため、口頭で説明する必要がありません。
自分の体についてのデータを見たうえで、診察・薬の処方をしてもらえることで、より良い医療が受けられます。
旅行先や災害時でも、薬の情報等が連携されます。
③お薬手帳や特定検診情報が自分で見られる
これからは、薬や特定健診の情報がマイナポータルで一覧で閲覧できます
マイナポータルから、処方された薬や特定健診結果をいつでもどこでも確認できます。
④支払いが変わる
これからは、マイナンバーカードを利用できる医療機関窓口での限度額以上の一時支払いの手続きが不要になります
・限度額以上の医療費を窓口で支払う必要がなくなります。
・高齢受給者証・限度額適用認定証・特定疾病療養受療証なども窓口への持参が不要になります。
※公費負担医療制度等(国・都道府県・市区町村発行の助成制度など)の各種医療証を受けている方は、引き続き窓口での提示が必要です。
対応の医療機関・薬局
マイナンバーカード対応の医療機関・薬局は、以下の厚生労働省ホームページをご覧ください。
よくある質問
- マイナンバーカードがないと受診できなくなりますか?
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すべての医療機関や薬局で、今までと同じように健康保険証で受診することができます。また、健康保険証の更新がある国民健康保険や後期高齢者医療制度では、今までと同じように更新時期になりましたら、新しい保険証をお送りいたします。ただし、2024年秋に保険証の廃止予定となっており、その後の詳細については現時点では不明なため、今後の方針が定まり次第周知をさせていただきますのでご理解、ご了承いただきますようお願いいたします。
- すべての医療機関などで、マイナンバーカードで受診できるようになりますか?
- マイナンバーカードで受診できるのは、カードリーダーが設置されている医療機関や薬局に限られます。カードリーダーを導入していない医療機関や薬局のほか、訪問看護ステーション、整骨院、接骨院、鍼灸院、あんま・マッサージ施術所では、これまでどおり健康保険証の提示が必要になります。
- マイナンバーカードと健康保険証を一体化し、紙の健康保険証を2024年秋をめどに廃止すると聞きました。マイナンバーカードを健康保険証として使える医療機関も少なく、従来の健康保険証よりも診療報酬が高くなると聞きましたが本当ですか。
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現在、保険証利用に必要な顔認証付きカードリーダー等(オンライン資格確認等システム)の設置が進んでおり、2023年4月からオンライン資格確認が原則義務化となり、全ての医療機関・薬局において、マイナンバーカード保険証を利用して受診ができるようになります。なお、マイナンバーカード保険証を利用した際の自己負担額は、2022年10月より改定されています。医療機関で、マイナンバーカードを保険証利用した場合は初診料6円、従来の保険証で受診した場合等は初診料12円の負担(2023年4月からは保険証で受診した場合のみ18円)、マイナンバーカード保険証を利用した方の費用負担が余計にかかるということはなくなりました。
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マイナンバーカードの健康保険証の利用に伴う保険証の廃止について具体的な変更点について教えてください。
- 国は2024年秋に現在の保険証の廃止を目指す方針を表明しました。しかし、現時点で国からの詳細な通知はなく、阿南市へお問い合わせいただいてもお答えが難しい状況です。今後、具体的な方針が定まり次第周知させていただきますのでご理解、ご了承いただきますようお願いいたします。
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就職や退職、扶養認定等により保険が変わった場合(保険者を異動した場合)の手続きは必要ですか。
- これまでどおり、保険者への異動届等の手続きは必要です。国保の加入や喪失のお手続きは加入者ご自身で行っていただきますので、忘れずにお手続きください。
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マイナンバーカードを健康保険証として利用するための事前作業はありますか?
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健康保険証として利用するためには、「初回登録」が必要です。
詳細は下の『マイナンバーカードの健康保険証利用について』をご覧ください。
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マイナンバーカードに別人の情報が紐づいているというニュースが報道されていますが、自分の保険証情報、公金受取口座の登録情報、マイナポイントの申請情報などが正しく登録されているか確認できる方法はありますか?
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〇保険証情報の確認については、マイナポータル(サイト・アプリ)にログインし、「注目の情報」の「最新の健康保険証情報の確認」を押下し、ページ中段「あなたの健康保険証情報」で確認してください。もしも、別人の情報が確認された場合は、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)※音声ガイダンス「4→2」の順、または、ご自身が加入されている医療保険の保険者へ連絡をお願いします。
〇公金受取口座の登録情報の確認については、マイナポータル(サイト・アプリ)にログインし、「注目の情報」の「公金受取口座の登録・変更」を押下し、表示される「口座情報の登録状況」画面にて、ご確認できます。もしも、別の人の口座が表示された場合は、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)※音声ガイダンス「6」にご連絡ください。
〇マイナポイントの申請情報の確認については、「マイナポイント」アプリ・サイトのトップ画面から、「申込み状況を確認」を押下し、紐づけた決済サービスを確認することもできます。もしも、申込みをした覚えがないのに申込済となっていた場合や、心当たりのない決済サービスが登録されていた場合は、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)※音声ガイダンス「5」にご連絡ください。
詳細は下のデジタル庁特設サイトをご覧ください。
~初回登録についてのお知らせ(再掲)~
スマートフォン等をお持ちでない、対象機種等でないなど登録環境の無い方は、次の方法により、身近なところで簡単に利用登録ができます。
①セブンイレブン(コンビニエンスストア)店舗にあるATMでも、初回登録ができます。
②マイナンバーを読み取るための顔認証付きカードリーダーを設置する医療機関や薬局の窓口でも初回登録ができます。
健康保険証利用申し込み等の問い合わせ先
マイナンバー総合フリーダイヤル TEL:0120-95-0178
※音声ガイダンスに従って「4→2」の順にお進みください。
受付時間(年末年始を除く) 平日 9時30分から20時00分まで/土日祝 9時30分から17時30分まで