独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行するソーシャルボンド(社会貢献債)への投資について

公開日 2021年07月30日

    独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行する社会貢献債への投資について

 

<ソーシャルボンド(社会貢献債)への投資を実施>
  阿南市は、より効率的な資金運用と社会貢献への取組として、独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行する「ソーシャルボンド(社会貢献債)」への投資を実施しました。
<投資の意義>
 JICAは、日本政府が定めた開発協力大綱に基づきODA(政府開発援助)を担う世界最大の二国間援助実施機関であり、JICA債の発行は国債資本市場(ICMA)が定義を公表している「ソーシャルボンド」の特性に従う日本初の債券であり、JICA債は、2019年に改定された、日本政府の「SDGs 実施指針改定版」の本文に「社会貢献としてのJICA債の発行など社会的リターンを考慮するファイナンスの拡大の加速化が、SDGs達成に向けた民間資金動員の上で重要である。」として、SDGsを達成するための具体的施策のひとつとしても位置付けられております。
 JICA債への投資は、大規模なインフラ整備、開発途上地域の貧困削減・持続可能な経済成長の後押し、環境問題・社会課題の解決に貢献することにより、持続可能な国際社会づくりにつながるというサステナブルなESG(環境や社会貢献への企業取組)投資としての性格や意義を有しています。その投資資金は、国際社会の平和、安定、繁栄を目指し、安全保障と資質の高い成長を実現するべく、主に開発途上国の社会課題の解決のための有償資金協力事業に充当され、日本及び国際社会の健全な発展のために活用されます。
 また、事業案件は外部評価者による事後評価が実施され、結果はJICAのウェブサイト上で公開され、国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の実現に貢献しております。

 

 阿南市は、日本政府が策定した「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」の中で、「SDGsの推進が地方創生に資する」として、国の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に持続可能な開発目標(SDGs)が組み込まれていることを踏まえ、阿南市総合計画 咲かせよう 夢・未来計画2028(ニイマルニイハチ)においてSDGsを関連付け、市民・企業によるSDGs実践活動を支援し、地方創生の取組を推進していくこととしております。
 今後も、阿南市はその公共性・公益性に鑑み、持続可能な社会の形成に向けた社会的責任を果たしていきたいと考えております。

 

関連リンク
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