広報編集室の小窓 6月

公開日 2021年09月24日

日々の取材で出会った素敵な一場面を写真で紹介します。

 

2021年6月

神應院の木造薬師如来立像 市の文化財に指定される
 

市文化財保護審議会の答申を受け、6月29日に木造薬師如来立像(下大野町の神應院所有)が阿南市有形文化財(彫刻)に指定されました。今後は阿南市文化財保護条例の下、市の宝として適切に管理し、保存活動を行っていきます。
木造薬師如来立像は神應院堂内に安置されており、像高は157cm。ヒノキ材の寄木造で、肌は金泥、衣は茶色系の塗料が塗られています。平安時代末期の如来像の特徴をよく示していることから、制作時期は12世紀末頃と考えられ、当時の姿を残す本市の仏像を考える上で重要な作品です。
本指定で阿南市指定文化財は計70件となり、うち有形文化財(彫刻)は6件となりました。

(vol.3326)

 

神應院の木造薬師如来立像 市の文化財に指定される 神應院の木造薬師如来立像 市の文化財に指定される 神應院の木造薬師如来立像 市の文化財に指定される

 

 

大学軟式野球 全日本代表をめざして
阿南で選考会が開催される
 

12月に台湾で開催される大学軟式野球の国際親善試合に派遣する全日本代表選手の選考会が、6月26日、27日に、JAあなんアグリスタジアムと屋内多目的施設「あななんアリーナ」で行われました。選考会には、東北から九州までの大学から70人が参加。選考委員が見守る中、選手は班に分かれて、シートバッティングやベースランニング、実践練習などで技量を披露していました。今回での成績を踏まえて、全日本代表として22人が選ばれます。

(vol.3325)

 

大学軟式野球 全日本代表をめざして 大学軟式野球 全日本代表をめざして
大学軟式野球 全日本代表をめざして 大学軟式野球 全日本代表をめざして

 

 

地域活性化の参考に
「野球によるまちおこし」本を出版
 

全日本早起き野球協会事務局長の田上重之さん(68歳・宝田町)が、自身が携わった野球によるまちづくりをまとめた本「野球のまち阿南をつくった男~日本に唯一の初代野球課長~」(大学教育出版)を刊行しました。田上さんは、元市職員で、全国初となる「野球のまち推進課」課長時に、野球観光ツアーや60歳以上のチアリーダー「ABO60」を発足させるなど斬新な発想で、野球のまちづくりを推進しました。本には、下関市立大学経済学部教授の難波利光さんの野球のまちの可能性を経済学から分析した寄稿文も収められています。田上さんは、「本が地域活性化に取り組む参考になれば」と話していました。

(vol.3324)

 

「野球によるまちおこし」本を出版 「野球によるまちおこし」本を出版

 

 

阿南の魅力を味わって
藍と竹のブレンド茶を開発
 

藍茶専門店「こはる日和」(宝田町)が、藍と竹の葉をブレンドした茶「藍竹」を開発しました。お茶は、温かく入れても、冷ましても美味しくいただくことができ、深い味わいの中、清涼感がアクセントになっています。竹の活用に取り組むNPO法人竹林再生会議から、竹の葉を譲り受け、藍の種と合わせて作りました。代表の新居浩江さんは、「竹は地域資源。阿南の魅力を伝えたい」と話していました。

(vol.3323)

 

藍と竹のブレンド茶を開発

 

 

平等寺道と境内 
国史跡「阿波遍路道」に追加
 

国の文化審議会は6月18日、本市にある国史跡「阿波遍路道」の追加指定について、文部科学大臣に答申しました。新たに追加指定となるのは、第21番札所太龍寺から第22番札所平等寺に至る平等寺道のうち、阿瀬比町から新野町にまたがる大根峠といわれている峠越えの道の一部で、延長601メートルです。また平等寺境内も併せて追加指定の答申を受けました。

(vol.3322)

 

国史跡「阿波遍路道」に追加 国史跡「阿波遍路道」に追加
国史跡「阿波遍路道」に追加 国史跡「阿波遍路道」に追加

 

 

今季初 ウミガメが上陸・産卵
 

市内で今季初となるウミガメの上陸と産卵が、北の脇海岸で確認されました。6月16日午前6月30分頃、地元住民が約50メートルの足跡があると市に連絡。同日、市職員が上陸を確認し、17日に卵を発見しました。約100~140個の卵を産んでいると推測しています。これから本格的な上陸・産卵シーズンを迎えます。関係者の期待が高まります。

(vol.3321)

 

今季初 ウミガメが上陸・産卵 今季初 ウミガメが上陸・産卵

 

 

緑のまち阿南をめざして
みどりのカーテンプロジェクト始動
 

6月17日、市商工業振興センターにて、阿南商工会議所女性会企画の「みどりのカーテンプロジェクト」出発式が開催されました。
プロジェクトの概要としては、ゴーヤの苗を育てて緑のカーテンを広げることで、夏の節電や二酸化炭素削減の地球温暖化対策に繋がるとともに、植物の成長を見守りながら子どもたちの豊かな心を育て、地域を活性化していくことを目的とします。
女性会から、プロジェクトに賛同する小中高校(市内14校)に贈られるのは、1校につき、ゴーヤ苗12ポット、プランター4個、栽培ネット2セット、園芸用土4袋。学校ですぐに栽培に取り組める仕様となっています。出発式の後、会員は車に荷を積み、4手に分かれて各校に向かいました。
夏は栽培を楽しんでもらい、9月には「みどりのカーテン写真コンテスト」を開催し、各校のみどりのカーテンの出来栄えを披露する予定です。
同会会長の町田哲子さんは「コロナ禍でさまざまな制限のある中で、身近な学校で取り組める事業を企画しました。児童生徒の皆さんが地球温暖化について考えるきっかけとなることを願っています」とあいさつされました。 

(vol.3320)

 

みどりのカーテンプロジェクト始動 みどりのカーテンプロジェクト始動 みどりのカーテンプロジェクト始動

 

 

那賀川図書館にカブトムシ牧場
 

カブトムシの幼虫やさなぎを飼育する「カブトムシ牧場」が那賀川図書館に設置され、6月末まで展示されます。放置竹林の有効活用に取り組む「竹パウダー農法研究会」が企画・実施しました。約200匹の幼虫は、竹の活用に取り組む竹林再生会議の屋外作業場に自然繁殖したもの。平島こどもセンター園児が、竹の粉末を敷き詰めた木箱に幼虫を丁寧に移しました。園児は、楽しそうに幼虫を観察していました。

(vol.3319)

 

那賀川図書館にカブトムシ牧場 那賀川図書館にカブトムシ牧場
那賀川図書館にカブトムシ牧場 那賀川図書館にカブトムシ牧場

 

 

ヒマワリを栽培し、環境問題に関心を
 

環境活動を行う阿南光高校生徒4人が6月4日、市役所で市民や職員などにヒマワリの栽培セットを配布しました。栽培セットには、河川敷の刈り草から作ったリサイクル堆肥「もったいない2号」と、同校新野キャンパスで育てたヒマワリの種3粒が入っています。ヒマワリを育てながら、環境問題に関心を持ってもらおうと企画しました。

(vol.3318)

 

ヒマワリを栽培し、環境問題に関心を ヒマワリを栽培し、環境問題に関心を
ヒマワリを栽培し、環境問題に関心を ヒマワリを栽培し、環境問題に関心を

 

 

牛岐(富岡)城跡パネル展を開催中
 

室町時代から江戸時代初期まで、阿南市役所すぐ西の小山に「牛岐(富岡)城」という城がありました。現在は、当時の姿を見ることはできませんが、平成10年と平成20年に行った発掘調査で発見された城跡の石垣のみ、現地に建つ牛岐城趾館で保存展示されています。今回、牛岐(富岡)城跡の解説パネルや、発掘調査成果図面、出土遺物、古絵図などを展示し、歴史を知ってもらえるように、「牛岐(富岡)城跡パネル展」を開催しています。
遺物や古絵図を眺めながら、写真を撮影していた来場者は、「以前から牛岐城に関心があり、パネル展開催をきっかけに来ました」と話していました。
当パネル展は、月曜日の休館を除く、7月11日㈰まで10:00~16:00に開場(入場無料)しており、6月26日㈯の10:00からは1時間の展示解説を実施する予定です。
また、同期間同場所で、阿南市指定文化財写真展も開催していますので、ぜひご来場ください。

(vol.3317)

 

牛岐(富岡)城跡パネル展を開催中 牛岐(富岡)城跡パネル展を開催中 牛岐(富岡)城跡パネル展を開催中

 

 

「tokushima ebooks(トクシマイーブックス)」で
広報あなん6月号を見ることができます
 

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県内自治体の広報誌や観光パンフレットなどを閲覧できるポータルサイトです。パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末から、冊子のページをめくるような動作でスムーズに読むことができますので、ぜひご利用ください。
詳しくは、下記アドレスをご覧ください。
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(vol.3316)

 

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