広報編集室の小窓 3月

公開日 2021年05月21日

日々の取材で出会った素敵な一場面を写真で紹介します。

 

2021年3月

長生町にコウノトリが飛来
 

国の天然記念物のコウノトリが長生町に飛来しました。3月30日午前7時半頃、長生町の待田さんが散歩していたところ、偶然出会いました。コウノトリは水田で一休み。やがて飛び立ちました。

(vol.3298)

長生町にコウノトリが飛来 長生町にコウノトリが飛来

 

 

災害時における要配慮者支援を推進
福祉避難所開設の協定を締結
 

3月30日、市長公室にて大和観光株式会社、宮和海運株式会社と「災害時における福祉避難所の設置運営に関する協定」を締結しました。2020年5月と8月の施設使用に関する協定に引き続き、特に要配慮者の支援を推進します。災害発生時において、阿南市からの要請により、大和観光株式会社所有のロイヤルガーデンホテルならびに宮和海運株式会社所有のホテルサンオーシャンを福祉避難所として開設します。福祉避難所の運営について、本市は必要な物資の調達のほか、要配慮者の介護ができるように看護師、介護員およびボランティアなどの介助者、支援者の確保に努めます。本協定締結により、市内においては42か所の福祉避難所の提携を結ぶことになります。
大和観光株式会社専務取締役の山本 茂さんは、「設備も整いつつあり、福祉避難所開設の際は、できる限り快適に過ごしていただけると思う」と話し、宮和海運株式会社代表取締役の四宮 仁さんは、「福祉避難所への提携をきっかけに、より市民の皆さまにとって身近に感じられるホテルにしたい」と話していました。

(vol.3297)

福祉避難所開設の協定を締結 福祉避難所開設の協定を締結

 

 

熊谷町のしだれ桜 春を楽しむ
 

3月27日、熊谷町某所にて多くの人が桜花爛漫に感嘆し、春を楽しんでいました。家族や友人と訪れた人たちは、周辺を歩いて撮影したり、マスクを着用の上歓談をしたりしていました。山の斜面に並ぶのは、しだれ桜が約50本、ソメイヨシノが約20本。開花が例外中の例外に早かった今年、27日時点ではしだれ桜は散り始め、ソメイヨシノは満開を迎えていました。例年の見頃は春の彼岸(3月20日ごろ)とのことです。
桜は天候等により枝が折れやすく、また虫や病気などにも弱いため、こちらでも的確な知識のもと造成や管理が行われています。
長年、熊谷町のしだれ桜を管理している方は、「皆が桜を楽しみに来場してくれているので、マナーを守ってお互いに嫌な思いをしないよう配慮を。坂の上の駐車場は、歩行が困難な人のための優先スペース。また、付近は子どもやペットを連れている方も多いので、歩ける方は坂の下の駐車場を利用してほしい」と話していました。
山は個人の所有物であり、周辺道路は狭いため、マナーを守って鑑賞しましょう。

(vol.3296)

 熊谷町のしだれ桜 春を楽しむ  熊谷町のしだれ桜 春を楽しむ  熊谷町のしだれ桜 春を楽しむ
     
 熊谷町のしだれ桜 春を楽しむ  熊谷町のしだれ桜 春を楽しむ

 

 

「高齢者等見守り活動」 徘徊等に広域的対応を期待
 

3月26日、市役所にて株式会社よんやくと「高齢者等見守り活動に関する協定」を締結しました。同社には、社員が日々の業務の中で、徘徊等が疑われる高齢者を見掛けるなどした時、市役所や地域包括支援センターにご連絡いただくことに加え、本市が実施する「阿南市徘徊高齢者等SOSネットワーク事業」にも協力事業者としてご協力いただくこととなりました。
本市全体の高齢化率は32%を超えており、山間地域等、高いエリアでは45%近くになります。人口減少が進む中、高齢者の緊急事態等に適切かつ速やかに対応するため、行政関連の組織のみならず、さまざまな企業・団体に声掛けを頂き、やさしい地域社会の構築をめざします。
同社徳島医薬営業部長の萩田広文さんは、「営業または配送のため、県内で約110人の社員が車で走り回っており、その内14人が阿南市内で業務をしている。北島町で行方不明になった高齢者が小松島市で見つかった事例もあるので、広域的な捜索網の構築等にも役立てるのではと思う。日常の業務の中で使命感を持って見守り活動に参加し、地域社会に貢献したい」と話していました。
これにより、本市の高齢者等見守り活動にご協力いただける企業・団体は、10例目となりました。

(vol.3295)

「高齢者等見守り活動」 徘徊等に広域的対応を期待 「高齢者等見守り活動」 徘徊等に広域的対応を期待

 

 

恒久平和を祈念して
アオギリを市役所に植樹
 

3月25日、市役所前広場にある平和祈念の塔横に「被爆アオギリ二世」の苗木が植樹されました。広島に落とされた原爆による熱線と爆風により枯れ木同然になっていたアオギリの木が、翌年春、芽吹き、力強く蘇ったことから、その木が被災地に復興への勇気を与えました。被爆アオギリの種から生まれた被爆アオギリ二世を、平和を願う活動のシンボルとしようと、阿南市民平和のつどい実行委員会が植樹を企画しました。植樹式には、市民など約30人が参加。映画「アオギリにたくして」で主人公の妹役を演じた阿南市出身のはら まいこさんの「アオギリの木が元気に育ち、見に来られた方々に元気を与える存在になることを祈っています」とのメッセージが披露されました。

(vol.3294)

アオギリを市役所に植樹 アオギリを市役所に植樹 アオギリを市役所に植樹

 

 

地域おこし協力隊の活動を紹介
 

地域課題の解決や定住・定着に向けた取組を行う「地域おこし協力隊」の活動を知っていただく機会として、各隊員の活動をまとめた記録展を市役所で開催しています。地区ごとの活動を紹介するパネルや、隊員が作成した阿南市のPR動画を上映するコーナーなどを設けています。記録展は、3月26日(金)までの8:30~17:00。場所は、市役所正面玄関入って右側の多目的スペースです。ぜひ、ご覧ください。

(vol.3293)

地域おこし協力隊の活動を紹介 地域おこし協力隊の活動を紹介 地域おこし協力隊の活動を紹介

 

 

陸上競技の拠点に
南部健康運動公園 陸上競技場が完成
 

徳島県南部健康運動公園内に整備を進めていた陸上競技場が完成し、3月20日に現地で完成式典が開催されました。陸上競技場は、県内3カ所目となる日本陸連公認の競技場。トラックは100メートル走、障害物競走などに対応し、フィールドは良質の天然芝で、サッカー1面(少年サッカー2面)がとれます。また、スタンドは約1,000人収容可能で、夜間照明設備、写真判定装置などを備えています。式典では、関係者約60人が参加し、テープカットや走り初めなどを行い、競技場の完成を祝いました。

(vol.3292)

南部健康運動公園 陸上競技場が完成 南部健康運動公園 陸上競技場が完成 南部健康運動公園 陸上競技場が完成
南部健康運動公園 陸上競技場が完成 南部健康運動公園 陸上競技場が完成 南部健康運動公園 陸上競技場が完成

 

 

手作りの人形に見送られて
 

長生公民館で活動する人形劇団「梅星座」が、著名人を模した人形3体を製作し、3月17日の長生小学校卒業式に届けました。人形は、テニスプレーヤーの大坂なおみ選手、棋士の藤井聡太二冠、表原市長。新型コロナウイルス感染拡大防止のため卒業式での来賓の出席が制限されている中で、多くの人で卒業生を送りたいと、人形を製作しました。

(vol.3291)

手作りの人形に見送られて 手作りの人形に見送られて

 

 

東日本大震災から10年 防災啓発事業を実施
 

3月8日~11日、市役所にて、東日本大震災の災禍を忘れることなく、来るべき南海トラフ巨大地震等の天災に備えるために、改めて市民に向けて防災啓発を呼び掛けました。実施内容は、防災啓発DVDの上映、避難所備品の展示、防災啓発冊子の配布などでした。
防災啓発DVDには、東日本大震災における被災地の報道映像と被災者の証言、また専門家の解説が収録。突然降りかかる自然災害に対し、人はどのように捉え、準備し、行動していくべきかを問い掛けています。展示されたのは、組み立て式の間仕切り、簡易ベッド、簡易トイレ、室内で使用する屋根付きのテントなど。昨今、避難所における新型コロナウイルス感染症対策は喫緊の課題であり、できる限りの共同スペース内の分割、もしくは、車中避難を想定とした備品の充実が図られていました。(主に公民館や小中学校に備蓄しています。)
防災に非常に関心があったという、津乃峰町在住の女性は、「昭和南海地震を経験した母から、当時、屋根の上に避難し、大変怖かった話などを聞いていた。避難に関して不安に思うことが多くあるので、今回DVDで学んだ事を避難計画に生かしたいと思った」と話していました。

(vol.3290)

防災啓発事業を実施 防災啓発事業を実施
防災啓発事業を実施 防災啓発事業を実施

 

 

青少年読書感想文全国コンクール
市内児童・生徒3人が全国入賞
 

全国学校図書館協議会、毎日新聞社主催の第66回青少年読書感想文全国コンクールにおいて、土井優輔さん(見能林小5年)が全国第1席の内閣総理大臣賞(小学校高学年の部)に輝きました。戦後75年の節目となる2020年に、土井さんが選んだ本は「ヒロシマ 消えたかぞく」(ポプラ社)。
広島の街で笑顔にあふれた家族の日々の暮らしがありました。しかし、原爆が落ちたことにより、一家全員が亡くなりました。お父さんが撮りためた、温かな家族の写真をメインに物語がつづられ、戦争の残酷さや平和の尊さを伝えています。
土井さんは原爆をもっと知るために、家族で広島市を訪問し、現地でのできごとを感想文に盛り込みました。「印象的だったのは、胎内被爆者でボランティアの三登浩成さんと爆心地周辺を回ったり、被爆地蔵尊を触ったりしたこと。原爆の熱線を浴びた箇所はザラザラしており、一方ではつるつるのままで、とてもリアルだった。その悲惨さを経験した人は減ってきている。ずっと忘れない、次の世代に伝えていくことが必要だと思った」と話していました。
そのほか、土井優理さん(富岡東中1年)は全国学校図書館協議会長賞(中学校の部)を、橋本壮史さん(富岡東高2年)はサントリ―奨励賞(高等学校の部)を受賞しました。

(vol.3289)

青少年読書感想文全国コンクール

 

 

「tokushima ebooks(トクシマイーブックス)」で
広報あなん3月号を見ることができます
 

広報あなん3月号を徳島県電子書籍ポータルサイト「tokushima ebooks(トクシマイーブックス)」でご覧いただけます。
県内自治体の広報誌や観光パンフレットなどを閲覧できるポータルサイトです。パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末から、冊子のページをめくるような動作でスムーズに読むことができますので、ぜひご利用ください。
くわしくは下記アドレスをご覧ください。
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(vol.3288)

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