広報編集室の小窓 2月

公開日 2021年03月16日

日々の取材で出会った素敵な一場面を写真で紹介します。

 

2021年2月

住み慣れた地域で自分らしい暮らしを
市民公開講座を開催
 

在宅医療・介護の実情と今後の展望をお伝えすることを目的とした「市民公開講座」が2月28日、ロイヤルガーデンホテルで開催されました。新型コロナウイルス感染症対策で、事前に撮影した動画でのディスカッションを行いました。阿南市医師会、阿南市那賀郡歯科医師会、徳島県薬剤師会、徳島県看護協会、徳島県介護支援専門員協会が、それぞれの立場から在宅医療・介護連携の展望について語っていただきました。また、在宅医療と介護連携、多職種連携、看取りをテーマとした映画「ピア~まちをつなぐもの~」も上映されました。本市は、医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、在宅医療と介護を一体的に提供するために、在宅医療・介護連携を推進しています。

(vol.3287)

市民公開講座を開催 市民公開講座を開催  

 

 

農業における女性の活躍を推進
 

2月27日、中四国クボタ徳島南部サービスセンター(那賀川町)にて、県農業委員会女性協議会主催の農作業安全研修会が開催されました。
農業委員会女性協議会は、耕作放棄地解消を目的に、女性視点での農地の斡旋や新たな農業の担い手を作っていく活動を行っています。今回女性を対象とした理由は、農業に関わりがある女性でも、男性に比べて農業機械を使用する機会が少ないという背景があるためです。
参加者は市内より希望者15人、リモートで他市町村の農業委員27人。内容は、クボタ社員を講師とする座学(農作業安全のための機械に取り扱い)と3班に分かれての機械実地研修でした。管理機(耕うん機)、草刈り機、トラクタの使用方法や注意点について順繰りに研修を受け、参加者は社員の説明に頷いたり、感心したりと熱心に学んでいました。
親が高齢になり、家で農業機械を扱える人がいなくなったという、武本雅子さん(羽ノ浦町)は、「初めてトラクタに乗ってみて、レバーやペダルが多く乗用車と勝手が違うことに驚いた。構造や理屈が分からないまま使うのは怖いので、プロの人に基本を教えてもらって安心できた。操作に慣れるまで家にある機械で経験を積みたい」と話していました。

(vol.3286)

農業における女性の活躍を推進 農業における女性の活躍を推進 農業における女性の活躍を推進
農業における女性の活躍を推進 農業における女性の活躍を推進

 

 

消防用自動車をモンゴル国へ譲与
 

本市は在徳島モンゴル国名誉領事館から要望を受け、消防用自動車4台をモンゴル国へ譲与しました。2月26日に贈呈式を開催し、輸送されるのは平成5年から平成17年に購入し、本市での役目を終えた高規格救急車1台と消防用ポンプ自動車3台。安全な暮らしへの活躍が期待されます。

(vol.3285)

消防用自動車をモンゴル国へ譲与

 

 

見頃は今 明谷梅林令和園
 

日中春めいてきた2月25日、明谷梅林令和園の梅の花は見頃を迎えています。長生町明谷は、県下で最も大規模な梅の名所で、約5万平方メートルの個人の敷地にさまざまな品種約2,000本を植栽しています。新型コロナウイルス感染症の影響で、今年度は開園式や名物明谷焼も中止となりましたが、来場者の入りは例年通りとのこと。土日には車の縦列ができるほどです。
お勧めのスポットは、売店より奥の、川を挟んだ山の傾斜地に続く梅林。並ぶ梅の木に、遠くからの景色が圧巻です。または、東屋付近。梅と石と苔など自然がつくったコントラストに風情が漂います。梅はアスファルトで舗装された道の左右に植えられているため、お年寄りや車いすの方も移動しやすく皆で楽しめます。園内の売店は、明谷の地元有志によって運営されており、地元の朝採れ野菜や、阿南市、小松島市で作られた商品も並んでいます。(梅が散るまで毎日9:00~16:30の間営業しています。)
風雨など天気次第にはなりますが、3月初めまで楽しめるとのことです。ソーシャルディスタンスとマスク着用にご留意いただきながら、ぜひ春の訪れを感じてみてください。

(vol.3284)

明谷梅林令和園 明谷梅林令和園
   
明谷梅林令和園 明谷梅林令和園

 

 

東京五輪開催に向けて 聖火リレートーチを巡回展示
 

東京五輪に向けて機運を盛り上げようと、徳島県内で2月1日から聖火リレートーチを巡回展示しており、本市では2月22日、24日に、市役所内にて展示が行われました。
トーチは、桜をモチーフとした継ぎ目のないデザインで、高さ71㎝、重量1.2㎏、主な素材はアルミニウムです。素材の一部には東日本大震災の仮設住宅のアルミ廃材を再利用し、復興への想いが込められています。
上から見ると花びらとなる5つの筒から炎が上がり、上部で集ってひとつの美しい炎に。桜の花びららしいスリットのおかげで、聖火リレートーチの中でも輝く炎も確認できる仕様です。トーチの傍らには、阿南・那賀未来の農業づくり協議会の「ケイトウ」を用いたビクトリーブーケも展示されました。
東京2020オリンピック聖火リレーは、3月25日に福島県をスタートし、全国859市区町村、およそ1万人のランナーが121日間をかけてまわります。本県では、4月15日と16日の2日間にわたって実施予定です。
詳しくは、県ホームページをご覧ください。
https://www.pref.tokushima.lg.jp/olympic-torch-relay/route/

(vol.3283)

聖火リレートーチを巡回展示 聖火リレートーチを巡回展示 聖火リレートーチを巡回展示

 

 

女子硬式野球体験会を開催
 

本市では、女子野球選手が競技を継続できる環境作りのため、2月21日から4日間、JAアグリあなんスタジアムなどで、「女子硬式野球体験会」を開催し、延べ約90人が参加しました。参加者は、講師の元女子プロ野球選手 龍田美咲さんから指導を受け、真剣に練習に取り組んでいました。

(vol.3282)

女子硬式野球体験会を開催 女子硬式野球体験会を開催 女子硬式野球体験会を開催
女子硬式野球体験会を開催 女子硬式野球体験会を開催

 

 

阿南高専阿波踊りロボット 市役所で演舞
 

高専ロボコン2020全国大会に出場した阿南高専の阿波踊りロボットチームAwa Dancers(アワダンサーズ)が、市役所庁舎で2月18日から3月1日まで展示されました。2月18日には、実際に阿南高専の学生がロボットを動作させるパフォーマンスを披露。10台のロボットは、音楽に合わせ連動し、見事なパフォーマンスを見せ、集まった観客を魅了しました。

(vol.3281)

阿南高専阿波踊りロボット 市役所で演舞 阿南高専阿波踊りロボット 市役所で演舞
   
阿南高専阿波踊りロボット 市役所で演舞 阿南高専阿波踊りロボット 市役所で演舞

 

 

大塚製薬株式会社と協定を締結 健康増進に取り組む
 

2月18日、市役所にて、大塚製薬株式会社と「健康増進に関する包括連携協定」を締結。市民の健康増進および市民サービスの向上を図っていきます。同社は、「疾病の治癒」から「日々の健康増進」まで、トータルヘルスケアカンパニーとして事業を展開しており、「健康づくり」を社会的な課題と捉え、その解決をめざし、さまざまな団体・組織との連携・協働に取り組んでいます。その活動は全国47都道府県に及び、本市との協定は県下自治体では5例目になります。
同社ニュートラシューティカルズ事業部 徳島支店長の太期一郎さんは、「連携協定を通じて、特に企業における健康増進に取り組んでいきたい」と話していました。
その他、市民の健康増進の推進や食育推進、スポーツ振興における健康づくりが、協定項目に挙げられています。今後は、専門的な会議にて本市の健康課題を話し合い、研修会や講演会、イベント開催等、具体的な方法を決めていく予定です。

(vol.3280)

大塚製薬株式会社と協定を締結 大塚製薬株式会社と協定を締結 大塚製薬株式会社と協定を締結

 

 

新たに船乗りをめざす 尾道海技大学校阿南校が開講
 

2月16日、商工業振興センターにて、尾道海技大学校徳島阿南校第1回六級海技士(航海)短期養成科の開講式が行われました。県内外(東は千葉県、西は山口県)から、阿南校に集った入学生は18歳~47歳の12人。これから約10.5カ月かけて学び、職業船員の登竜門である「六級海技士(航海)」の資格取得をめざします。
国内の港間を結び、食料品、日用品、産業基礎資材や石油などの貨物を海上輸送する「内航海運」。国内貨物の4割を担い、日本の産業を支えていますが、近年その船員不足は業界にとって深刻な問題となっています。そんな中、内航海運業の振興に取り組む、ふなどころ阿南まちづくり協議会は、(一財)尾道海技学院(広島県尾道市)と連携し、同学院が実施している「六級海技士(航海)短期養成」を本市にて実施します。今回のように地方で開講するケースは日本初となり、モデルとなりうる画期的なことです。
自己紹介を兼ねた入学生の宣誓では、「しっかり勉強して卒業したい」「船員として役に立てるようになりたい」など、生徒一人ひとりが決意を述べました。
同学院会長の宗重好夫さんは、「時代は学習歴社会に変わりつつあり、船員としてどの資格を学習習得し、どれだけ海上実歴があるかが評価される。産業の未来に必要な人材になると心に決め、地盤をしっかりと固めながら、着実に前へ進んでください」と生徒にエールを送りました。

(vol.3279)

尾道海技大学校阿南校が開講 尾道海技大学校阿南校が開講 尾道海技大学校阿南校が開講

 

 

市内小学生 起業の一連を体験
 

2月6日、7日、ショッピングプラザ・アピカにて、阿南商工会議所の企業体験プログラムが開催されました。商売に興味をもつ市内小学5、6年生15人が、竹細工のとんぼ、LEDデザインボトル、ジェルキャンドルの3班に分かれて起業の一連を体験しました。1日目は中小企業診断士の指導の下、事業・会社を立ち上げ、接客研修、お店下調べ、お金の借り入れ、商品の計画・作成など。2日目はお店の設置、販売、利益の計算などの内容でした。
日ごろ、児童たちはお金で買い物をしますが、消費者の視点以外のお金・商品の流れに馴染みがありません。事業計画作成や商品単価の設定に当たってはアピカ内の店舗を回り、生産者・販売者の視点で観察。商品の陳列から店員の接客対応など新しい発見や驚きがあり、自分たちの事業の参考にするべく、熱心にメモを取っていました。そのほか、阿南信用金庫の職員にお金について質問をしたり、会社内の役割分担について話し合ったり、原価と利益の塩梅など売上の計画に悩んだり、商品作成セットに自分たちの工夫や色を足したり、一生懸命取り組む姿が印象的でした。

(vol.3278)

市内小学生 起業の一連を体験 市内小学生 起業の一連を体験 市内小学生 起業の一連を体験
市内小学生 起業の一連を体験 市内小学生 起業の一連を体験

 

 

電子ピアノを常設 市役所内にて街角演奏
 

市役所1階正面玄関の西側に、一昨年からYAMAHAの電子ピアノを常設しています。
2月5日の昼休憩時、優雅なピアノの音が聞こえてきました。演奏していたのは、独学でピアノを習得し、レストランで生演奏を披露しているという、矢野 隆さん(富岡町)。
「友だちに紹介してもらって市役所でも演奏を始めた。1階の吹き抜け部分がホールのようで、ピアノの演奏が合うと思った」と話していました。
矢野さんは、週に数回程度、午後0時または2時から30分間演奏されています。
また、ピアノは勤務時間中、音量を少し下げてはいますが、開庁時間内ならどなたでも自由に演奏できます。近年話題になっている街角演奏。市役所も交流・にぎわいの場の1つとしてご利用ください。

(vol.3277)

電子ピアノを常設 電子ピアノを常設 電子ピアノを常設

 

 

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広報あなん2月号を見ることができます
 

広報あなん2月号を徳島県電子書籍ポータルサイト「tokushima ebooks(トクシマイーブックス)」でご覧いただけます。
県内自治体の広報誌や観光パンフレットなどを閲覧できるポータルサイトです。パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末から、冊子のページをめくるような動作でスムーズに読むことができますので、ぜひご利用ください。
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(vol.3276)

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