公開日 2024年12月02日
★令和6年夏以降の大幅な需要増により出荷制限が行われている状況等を踏まえ、下記の対象者については接種期間が令和7年3月31日までのところが、令和8年3月31日まで1年間延長されます。
【対象者】 令和4年4月1日から令和7年3月31日までの間に1回以上接種された方で①または②の方
①平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子
②平成20年4月2日~平成21年4月1日生まれの女子
詳細は決定次第、ホームページ等でご案内する予定です。まずは、1回目の接種をお早めにご検討ください。(参考)厚生労働省ホームページ
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの予防接種は、平成25年4月1日より定期接種として実施していますが、持続的な疼痛が接種後に特異的に見られたことから、同年6月14日から積極的な接種勧奨を差し控えていました。この度、令和3年11月26日付け、厚生労働省の通知により、接種勧奨を再開することになりました。これは国の検討部会において、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたためです。
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンは、早い年齢で接種するほど、子宮頸がんの予防効果が高いとされていますので、接種を希望される方は早めにご検討ください。
1.接種対象者
①小学6年生から高校1年生に相当する年齢の人
令和6年度は、平成20年4月2日から平成25年4月1日までに生まれた女子
※標準的な接種年齢は中学校1年生です
②積極的接種勧奨の差し控えにより接種機会を逃した人(キャッチアップ接種対象者)
平成9年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた女性で、HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンを3回接種完了していない人
2.接種期限
・平成20年4月2日から平成25年4月1日生まれの女子は、高校1年生相当の3月31日まで
・平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性は、令和7年3月31日まで
3.予診票の送付について
・平成9年4月2日~平成22年4月1日生まれの女性へ令和4年に送付しています。
・平成22年4月2日~平成23年4月1日生まれの女子へ令和5年に送付しています。
・平成23年4月2日~平成24年4月1日生まれの女子へ令和6年4月に送付しています。
※転入等で既に接種済みの方にも、予診票を送付する場合があります。母子健康手帳及び接種済証を御確認のうえ、未接種の回数分のみの接種をご検討ください。接種済みの予診票は処分していただきますよう、お願いいたします。
4.接種費用
無料
※接種期限を過ぎると、有料になります
5.ワクチンの種類について
ワクチンは3種類あります。
①サーバリックス(2価ワクチン):子宮頸がん患者から最も多く検出されるHPV16型及び18型のウイルス様粒子を含んでいるワクチン
②ガーダシル (4価ワクチン):HPV16型及び18型に尖圭コンジローマの原因ともなる6型及び11型も加えられたワクチン
③シルガード9 (9価ワクチン):4価ワクチンに子宮頸がん等の原因となる他の5種類(HPV31型、33型、45型、52型、58型)も加えられたワクチン
※2023年4月から、シルガード9(9価ワクチン)も無料で受けられるようになりました。
※同じワクチンで合計3回接種します。
※シルガード9(9価ワクチン)については、15歳未満で接種を開始する場合、1回目から5か月以上の間隔(標準的な接種間隔は6か月)で2回目の接種を行えば、合計2回の接種方法でも完了させることができます。
※接種するワクチンによって、接種スケジュールが異なります。
※ワクチンの選択については、医療機関でご相談ください。
6.接種スケジュール
7. 接種場所
市内及び県内の委託医療機関 R6年度阿南市内医療機関[PDF:467KB]
8.持参するもの
予診票、母子健康手帳
※医療機関によって取り扱っているワクチンが異なりますので、接種前にご確認ください。
9.注意事項
・この予防接種による効果や副反応について、下記リーフレット等をご覧いただき、接種を受ける本人がよく理解したうえで受けましょう。ご不明な点は、かかりつけ医や接種医療機関にご相談ください。
・本人だけでの接種も可能ですが、急な体調変化を来たす恐れもあるため、ご家族の方などの同伴をお勧めします。
・注射の針を刺したときに強い痛みやしびれを感じたり、ワクチンを受けた後に、注射した部分以外のところで痛みや手足のしびれ・ふるえなど気になる症状や体の変化がある場合は、接種医療機関にご相談ください。
10.HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンを自費で受けた方の償還払いについて
定期接種の対象年齢を過ぎて、HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンを自費で接種(任意接種)された方に対し接種費用の償還払い(払い戻し)を行います。
対象者
下記の①から⑤のすべてに該当する方
①平成9年4月2日から平成18年4月1日までに生まれた女性
②令和4年4月1日時点で阿南市に住民登録がある方
③16歳となる年度(高校1年生相当)の年度末までにHPVワクチンの定期接種を3回接種していない方
④平成25年6月14日以降に、17歳となる年度(高校2年生相当)の初日から令和4年6月末日までに日本国内の医療機関でサーバリックス(2価)またはガーダシル(4価)の任意接種を受け、実費を負担した方
⑤償還払いを受けようとする接種回数分について、令和4年4月以降キャッチアップ接種を受けていない方
※シルガード9(9価)を自費で接種(任意接種)された場合は、償還払いの対象外となります。
申請期限
令和7年3月31日まで
申請方法
以下の提出書類を保健センターに提出してください
※窓口申請または郵送による申請でも可能です
〈必要な提出書類〉
①阿南市ヒトパピローマウイルス感染症予防接種費用助成金交付申請書兼請求書
様式第1号 阿南市ヒトパピローマウイルス感染症予防接種費用助成金交付申請書兼請求書[PDF:342KB]
※予防接種を受けた方が18歳以上の場合、予防接種を受けた方が記入してください。
②接種費用の支払いを証明する書類の原本(領収書及び明細書、支払い証明書等)
③接種記録が確認できる母子健康手帳(接種者の出生証明書と接種した予防接種のページ)、医療機関が発行する予防接種済証又は、接種済み記載のある予診票の写し等
④接種対象者の氏名、住所、生年月日が確認できる書類の写し(申請者と接種対象者が異なる場合は双方のもの。申請時住所記載の住民票、運転免許証、健康保険証(両面)等)
⑤通帳の写し(銀行名、支店名、名義人名、口座番号のわかる部分のコピー)
※③の書類を紛失した場合は、接種を受けた医療機関で「阿南市ヒトパピローマウイルス感染症予防接種費用助成金交付申請用証明書」に証明を受けてください。なお、医療機関での証明の際に文書料を請求された場合、その費用は自己負担となります。阿南市からは払い戻しできません。
様式第2号 阿南市ヒトパピローマウイルス感染症予防接種費用助成金交付申請用証明書[PDF:142KB]
※②の接種費用の支払いを証明する書類の原本がない場合は、阿南市の基準単価により市で決定しますので、申請書に金額を記載しないでください。
※郵送申請の場合
〒774-0045
徳島県阿南市宝田町荒井6番地1 阿南市保健センター 予防衛生係
までお送りください。
申請書提出後について
対象者からの申請書を受付後、市においてその内容を審査し、予防接種費用助成金交付の可否について通知いたします。
償還払いの金額は、任意接種を受け医療機関に支払った接種費用(交通費・文書料など接種費用に含まれない金額は除く)となります。
11.子宮頸がんの検診を受けましょう
予防接種を受けても、子宮頸がん発症を100%予防できるものではありません。20歳を過ぎたら、早期発見のためにも定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。
詳しくは 阿南市がん検診ホームページ あるいは保健センターまでご連絡ください。
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