公開日 2020年08月25日
昨日(令和2年8月24日)、徳島県は市内のカラオケ喫茶「モンレーヴ」(阿南市津乃峰町)で、複数の「新型コロナウイルス感染者」が確認されたことで、県内飲食店初のクラスターが発生したと判断されました。
まずは、感染されました方の一日も早いご快復をお祈り申し上げます。
また、感染されました方やご家族の方に対する差別や誹謗中傷することがないよう、人権へのご配慮をいただき、公的機関による正しい情報に基づいた冷静な行動をお願いいたします。
さて、「新型コロナウイルス感染症」については、7月以降、県内の感染者が増加しているなかで、阿南市においても、8月1日に市内で初の感染者が確認されてから、本日8月25日までに、介護現場や飲食店でのクラスター発生を含め、24例の感染者が確認されるなど、感染拡大が懸念されるところです。
歌唱を伴う飲食店は、クラスターが発生しやすい場所として全国的にも多発しており、注意する類型の一つであることから、感染リスクを抑制するため適切な感染予防対策を講ずる必要があります。
歌唱を伴う飲食店の経営者の皆様におかれましては、業界団体(一般社団法人日本カラオケボックス協会連合会、一般社団法人カラオケ使用者連盟及び一般社団法人全国カラオケ事業者協会の三団体が協力)が作成した「カラオケボックス等の歌唱を伴う飲食の場における新型コロナウイルス感染症予防ガイドライン」の実践を徹底するとともに、利用者に対しても感染拡大予防対策に努めていただくようお願いいたします。
光のまちあなんの商店街では灯りが消えかけようとしています。これ以上、感染者を増やさないためにも、皆様におかれましては、引き続き、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗い手指消毒など、「新しい生活様式」の実践に、なお一層のご協力をお願いいたします。
令和2年8月25日
阿南市長 表原 立磨