公開日 2019年11月19日
生物多様性地域戦略とは、生物多様性基本法に基づき地方公共団体が策定する、生物の多様性及び持続可能な利用に関する基本的な計画です。本市では、生物多様性保全と持続可能な利用の重要性を浸透させ、市民、事業者、民間団体、行政など様々な取組を進めるため、阿南工業高等専門学校と連携協力のもと生物多様性あなん戦略を策定しました。
生物多様性あなん戦略の基本的事項
戦略の名称 | 生物多様性あなん戦略 ~あなんの「ごっつい自然」でまちを元気に!~ |
計画期間 | 2019年11月~2030年度 |
上位となる計画 | 阿南市総合計画、阿南市環境基本計画 |
根拠となる法令 | 生物多様性基本法 第13条 |
目的 | 阿南市の豊かな生物多様性を計画的かつ適切に保全し、その持続的な利用によって本市の活性化を図ること |
生物多様性あなん戦略の基本理念
多様な生きものと人の暮らしが響き合って持続可能性の基盤となり、豊かな産業のもとで心地よい暮らしを実現できるまち
私たちの住む社会は、多様な生きものとの共存が社会や経済の基盤となっています。生物多様性と調和する経済を支える社会を構築するためには、生物多様性に関する教育をすべての子ども達に提供することが重要です。
持続可能な環境と豊かな経済が実現された状態であるからこそ、心身ともに豊かな社会が形成され、オンリーワンの心地よい暮らしが実現されると考えています。
基本戦略と基本戦術
基本戦略 | 基本戦術 |
自然を守る・再生する | ホットスポットをはじめ、貴重な自然の保全と再生 |
自然を賢く使う | ホットスポットの持続的な活用の推進、生物多様性を活かした経済活性化 |
ひとをつくる | まずは知る・学ぶ、次世代の担い手の育成 |
まちをつくる | 生物多様性に配慮したまちづくり、生物多様性を活かした防災・減災 |
協働する | 産学民官協働による推進、企業等活動支援 |
※ホットスポットとは、平成27年2月に選定された「阿南市生物多様性ホットスポット」のことであり、伊島ササユリをシンボルとする伊島、アカウミガメをシンボルとする蒲生田、シオマネキをシンボルとする那賀川・桑野川河口域、野鳥をシンボルとする出島野鳥園、オヤニラミをシンボルとする桑野川上流、アナンムシオイをシンボルとする太龍寺近辺の6カ所が選定されています。
阿南市生物多様性ホットスポットパンフレット(第2版)↓
生物多様性あなん戦略の推進体制
生物多様性あなん戦略の推進には、市民、市民団体、事業者、教育・研究機関、阿南市など、多様な主体による協働が必要不可欠です。
「生物多様性あなん戦略推進協議会」を発足し、推進の核を担っていきます。
生物多様性あなん戦略の本編
生物多様性あなん戦略(簡易版)⇒生物多様性あなん戦略(簡易版)[PDF:1.23MB]
生物多様性あなん戦略(本編) ⇒anan-honbun[PDF:65.1MB]
生物多様性あなん戦略(資料編)⇒anan-tenpusiryo[PDF:31MB]
生物多様性あなん戦略(概要版)⇒あなん戦略概要2p版 (1) (1)[PDF:1.25MB]
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