麻しん(はしか)について

公開日 2015年03月21日


麻しんは感染力が非常に強く、麻しんにかかると脳炎を発症したり、死亡するケースもあります。麻しんにかからないためには、予防接種が一番有効です。

春から初夏にかけてが流行時期です。

長期休暇中に流行地域へ出かける方、海外の麻しん流行地域(フィリピン、ラオス、中国など)へ出かける予定のある方は母子手帳などで予防接種歴を確認してください。

麻しんにかかったことがない方で、予防接種を受けたことがない方や1回しか接種していない方、また、受けたかわからない方は出かける前に、医師に相談しましょう。

 

 

 

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Q麻しんってどんな病気?
A麻しんウイルスによる感染症で、とても感染しやすい病気です。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症するといわれています。感染すると、約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。患者さん1000人に1人の割合で脳炎が、死亡する割合も、先進国であっても1000人に1人といわれています。

 

 

Q麻しんにかからないためには?
A麻しんは空気感染もするので、手洗い、マスクだけでは予防できません。予防接種が有効な予防法です。予防接種を受けることで、麻しんにかからないか、かかっても軽く済むようになります。また、予防接種を接種していても、接種後長い期間が経過している場合は免疫が弱っていることもあります。なお、麻しんにかかったことがあったり、予防接種を受けたことがあった方が、再度接種しても問題ありません。そのような方の場合、予防接種を受けることで、さらに免疫が高まることが期待されます。

 

【定期接種対象者】※対象にあてはまる方は無料で接種できます
第1期:1歳のお誕生日~2歳の誕生日前日
第2期:小学校就学前の一年間(年長さんに相当)
予診票が届き次第、早めに接種しましょう。

 

 

 

風しんQ&A 厚生労働省

海外での感染症情報 厚生労働省検疫所FORTH

流行状況について 国立感染症研究所 感染症疫学センター

お問い合わせ

保健福祉部 保健センター
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