公開日 2017年12月19日
牛岐城趾館(旧称:牛岐城趾公園産業展示館)は、どなたでもご利用できます。
1階 |
展示室(スポット照明、パネル利用可) 史跡保存スペース(牛岐城の石垣遺構) |
2階 | トイレ |
3階 |
展望室 ※阿南市内を一望できます。 |
展示室のご利用の場合は、申請が必要です。
開館時間 午前10時から午後6時まで
入館料 無料
休館日 毎週月曜日、年末年始
所在地 阿南市富岡町トノ町24番地3
※ 展望室、史跡保存スペースを見学の際は、牛岐城跡公園管理事務所(0884-22-1687)へお申し出ください。
牛岐城(のちの富岡城)の石垣遺構
富岡の地は、かつて「牛岐」といわれ、阿波守護細川氏の家臣の新開氏が領主となっていましたが、
天正10年(1582年)、土佐の長宗我部元親が四国平定の目的のため、阿波国へ攻め入り、
時の牛岐城主、新開遠江守実綱を丈六寺で謀殺。これにより、新開氏は滅亡しました。
天正13年(1585年)豊臣秀吉の四国進攻により、蜂須賀家政が阿波国に入り、賀島主水正政慶
に南方の総押さえとして、これを守らせました。
牛岐城もこのときに阿波九城の一つとして、整備され、富岡城と呼ばれるようになりました。
しかし、元和元年(1615年)の1国1城令により、徳島城以外の城は廃止されることになり、
他の城とともに取り壊されました。
今も残る野面積の石垣の一部に往時の姿をしのぶことができます。