公開日 2024年04月01日
マグニチュードと震度
地震がどれくらい大きかったか(規模)を表すのがマグニチュードで、その地震でどのくらい揺れたか(揺れの程度)を表すのが震度です。1つの地震に、マグニチュードは1つしか発表されませんが、震度は場所ごとに複数発表されます。
人間の声にたとえてみると、発した声の大きさがマグニチュードで、聞こえた声の大きさが震度です。
聞く場所で声の大きさが違って聞こえるのと同じように、地震も場所により揺れの感じ方は変わります。
震度の目安
震度 揺 れ 方 0 人は揺れを感じない 1 屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる 2 屋内にいる人の多くが揺れを感じる。つり下がっている電灯などがわずかに揺れる 3 屋内のほとんどの人が揺れを感じ、食器棚等の食器が音をたてることがある 4 眠っている人のほとんどが目を覚ます。部屋に置いてある不安定な物が倒れる 5弱 家具の移動や食器や本などが落ちたり、窓がなどが割れることがある 5強 タンスなど重い家具や、屋外では自動販売機などが倒れることがある 6弱 立っていることが難しい。壁や窓ガラスなどが壊れドアが開かなくなることがある 6強 立っていられず、はわないと動くことが出来ない。家具などがほとんど倒れ、ふすまや障子が外れることがある 7 自分の意志では、行動が出来ない。大きな地割れや地滑り、山崩れが発生し、家屋が倒壊するお恐れがある