諸元1

このページでは、阿南市消防署に配置されている各車両をご紹介します。
現在消防署には、14台の消防関係車両が配備され、昼夜市民の生命・身体・財産を災害から守るため活動しています。

 

消防ポンプ車

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消防ポンプ車は消防車の中でもっとも代表的なもの。高性能のポンプと高出力エンジンを搭載しており、消火栓・防火水槽や河川などから吸水し、放水をすることができる。写真の車両は、電動吸管巻取装置(サイドプル装置)を搭載したことで従来の吸管が姿を消し、吸管1本で左右どちらからでも引き出すことができる。

標準的な諸元 日野デュトロ
全長 約5.8メートル
全幅 約2.0メートル
ホイルベース 約2.8メートル
乗車人員 5人
車両総重量 約7トン

 

水槽付き化学ポンプ車

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この化学ポンプ車には1500リットルの水を積載しており、火災の際には水利に部署することなく、火のすぐそばに接近して消火・人命救助等の活動に対する援護注水をおこなう。また、化学消火薬剤(500リットル)を積載しており、水では消火困難な火災にも対応する。

標準的な諸元 いすず フォワード
全長 約6.9メートル
全幅 2.2メートル
ホイルベース 約3.7メートル
乗車人員 5人
車両総重量 約8~10トン

 

救助工作車

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救助工作車は、火災、水災害などあらゆる災害において救助活動ができるよう、ウインチ、クレーン等の機械類を装備し、エンジンカッター、エアーソー、油圧式救助器具、空気呼吸器、環境測定用器具、投光器などの救助用資機材を搭載して人命救助活動に従事します。

標準的な諸元 日野 レンジャー
全長 約7.8メートル
全幅 2.3メートル
ホイルベース 約3.8メートル
乗車人員 5名
車両総重量 約12トン
(クレーン関係)  
最大定格総荷重 2.93トン
作業半径 7.5メートル
(ウインチ関係)  
最大引張力 5トン
ワイヤー 14ミリ×30メートル
(照明関係)  
起立式3段伸縮 最大3メートル
超高輝度LED2100W × 2
リモートコントロール式
   
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t2

 

はしご車(梯子付大型高所放水車)

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はしご車(梯子付大型高所放水車)は地上30 メートル、最大使用範囲17メートルの伸縮水路付はしごを装備してます。各部装置は、走行用エンジンで駆動される油圧ポンプからの油圧により作動し、全て のはしご操作はレバーにて行います。はしご車を傾斜地に接地した場合でもジャイロターンテーブル(傾斜矯正装置)により作業時における傾斜を発生しないよ うにできます。この装置は±7°までの傾斜を±0.5°の精度にて矯正することができます。このはしご車にはリフタ・バスケットを装備し、地上30メート ルでの消火救助活動もおこなえます。

諸元  
全長 約10.7メートル
全幅 約2.5メートル
ホイルベース 約5.5メートル
乗車人員 6人
車両総重量 約20トン
(はしご関連)  
はしご連数 4連
はしご全伸長 約30メートル
最大起てい角度 75度
最大伏てい角度 -10度
作業半径 17メートル
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はしごを伏梯した状態
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はしごを起梯した状態
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リフターで上昇
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ジャッキ・アウトリガ