公開日 2023年01月20日
野焼きからの火災にご注意を!
これからの時季、空気が乾燥し火災が発生しやすくなります。
令和4年において、本市の火災は31件発生しており、31件のうち出火原因が野焼き(火入れ、たき火)に関する火災は9件発生しています。過去3年間を見ると、年間平均約10件の頻度で野焼き(火入れ、たき火)に関する火災が発生しています。火災に至る原因は風に煽られて周囲の可燃物に着火したことや消火の確認をせずにその場を離れ延焼したこと等が挙げられます。
なお、野焼きは一部の例外を除き禁止されていますので、ご注意ください。
〇阿南市内で発生した火災事例
近年、阿南市内で実際に発生した野焼きからの火災事例を紹介します。
左記の写真は本市で発生した野焼きからの林野火災です。 原因としては休耕田で刈り取った枯草を焼却中に火源が動いて竹林へ延焼拡大し約20a(2000㎡)が焼損しました。 本火災は焼却者が近くにいましたが、水バケツ等の消火用具を準備しておらず広範囲に燃え広がってしまったものです。 |
左記の写真は本市で発生した野焼きが原因で起こった火災です。 この火災は畑で刈って集めた雑草を燃やしている最中に飛び火し、周辺の自生している雑草に着火、延焼拡大したものです。 畑で出た枯草を燃やしていただけですが、縦に28m、横に22mの広範囲で燃え広がった火災です。 |
〇屋外で火を取り扱う際には、次の内容に注意しましょう!
(1) 空気が乾燥しているときや風の強いときは、焼却を行わないこと。
(2) できるだけ複数人で行うこと。
(3) 消火器、水バケツ、スコップ等の消火用具を用意して行うこと。
(4) 焼却中はそばから離れないこと。
(5) 焼却後は、必ず消火を確認すること。
(6) 一度に多量の焼却は行わないこと。
(7) 付近住民の迷惑や交通障害とならないように行うこと。
(8) 日没までに終了し、夜間の焼却は行わないこと。
(9) 着火しにくい服装で行うこと。
(10) 急激に燃え広がるなどし、消火できなくなった場合は、直ちに119番通報すること。