林野火災防止用標識(位置情報付き)の新規設置について

公開日 2022年04月13日

  林野火災の出火原因は、たき火、火入れ及びたばこ等人為的なものが多く、阿南市管内では、昨年度4件の林野火災が発生しています。

 今回、林野への入山者等の視野に訴えて防火意識を喚起することを主な目的として、四国八十八カ所参りで県内外から多くの参拝者が往来する巡礼地である太龍寺周辺へんろ道に、計13箇所の標識を設置しました。

 また、この標識には位置情報を追加し、災害発生時の早期地点把握に役立てる機能を併せ持った標識となります。

 今回、標識を設置した太龍寺周辺でも、過去に火災、救助、救急事案が発生したことがあり、その際、災害地点の把握に苦慮した事案もあったことから、災害地点の早期把握も目的の一つとしています。

 ついては、太龍寺周辺のへんろ道を利用された際に災害が発生した場合は、標識に表示されたルートナンバーや座標情報を119番通報時に活用下さい。

 

 

 

(画像例)ルートナンバー「K1」 → 「かも道のNo,1の標識」

※H = 遍路道 、 T = 太龍寺道、 K = かも道、 IB = いわや・平等寺道