公開日 2021年05月07日
熱中症に注意を
近年、猛暑により熱中症で救急搬送される方が増えています。
阿南市では、昨年、令和2年6月1日から令和2年10月4日までの約4か月間で熱中症(疑い含む)により65人の方が救急搬送されました。
熱中症は予防が大切です。予防対策をしっかりして、この夏を過ごしましょう。
熱中症とは
熱中症とは、室温や気温が高く湿度が高い高温多湿環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かないことにより、体温の上昇、めまい、筋肉痛や大量の発汗、けいれんや意識が悪くなるなど、症状を起こす病気です。
屋外だけでなく、家の中でいるときにも、熱中症になることがあります。
熱中症の予防
熱中症になりにくい環境づくり
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室内28℃を超えないように部屋の温度を確認する
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エアコンや扇風機を活用する
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遮光カーテン、すだれや打ち水を活用する
外出の際には
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日傘や帽子の着用や日陰の利用を行う
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こまめな休憩を心掛ける
水分補給
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室内でも、外出時でもこまめに水分補給を行う
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のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給を行う
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水分補給は塩分が入っている水や経口補水液などを補給する
熱中症の応急手当
涼しい場所や日陰のある場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる
体を冷やす
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エアコン、扇風機、うちわを使用する
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首回り、脇の下、太もものつけねを氷などで冷やす
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飲めるようであれば、水分をこまめに取らせる
こんな時は迷わず救急車を呼びましょう
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自分で水分が取れない
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意識がおかしい場合