公開日 2023年04月05日
ヘルメット着用が努力義務に!
道路交通法の改正により、令和5年4月1日から、自転車を利用する際に、全ての人がヘルメットを着用することが努力義務となりました。
警察庁の統計によると、ヘルメット非着用で自転車事故により亡くなった人の約6割は、頭部を負傷しています。
また、ヘルメット非着用時の致死率は、着用時の約2倍。自転車事故による被害を軽減するためには、頭部を守る、つまり「ヘルメットの着用」が大変重要です。
「努力義務」には罰則はないが
努力義務とは、一定の行動をとるように努力することを義務付けるもので、あくまで当事者が自発的に行動することを促すものであり、強制力はないため、法律で罰則は設けられておらず、ヘルメット着用の努力義務に違反しても、法律上の処罰はありません。
SNS上では、努力義務であるがゆえに、ヘルメットの着用に関して、「単なる努力義務だからヘルメットは被らなくてもいい」、「努力義務なら誰も守らない」、「他の人がどうするか様子見」という意見も散見されます。
ヘルメットはあなたの命を守ります!
ヘルメットを着用しない状態で交通事故に遭うと、頭部に大きな怪我をする危険性が高まります。
ヘルメットの着用は個人の判断にゆだねられた「努力義務」ですが、万が一の事故の際のデメリットを考えて、自転車を利用する全ての人が、ヘルメットの着用に「努めましょう」。
自転車を利用する全ての人は、自転車事故による被害を軽減するために、乗車用ヘルメットを着用しましょう。
幼児・児童を保護する責任のある人は、幼児・児童を自転車に乗せるときには乗車用ヘルメットを着用させるようにしましょう。
阿南市 市民生活課 市民活動支援室 (0884-24-8061)