公開日 2022年08月31日
徳島県では、全国より遅れて感染力の強いオミクロン株「BA.5系統」への置き換わりが進んで来たことに伴い、8月17日頃から新規感染者数が急増し始め、24日には過去最多の「3,182名」に達しました。
感染者の大部分が軽症又は無症状とは言え、重症化リスクの高い高齢者の割合が増えて来ており、県内医療体制の負担が急激に高まったことから、19日に「徳島県BA.5対策強化宣言」を発出し、8月31日まで、県民の皆様に新型インフルエンザ等対策特別措置法第24条第9項に基づく要請を行って参りました。
その後、依然として県内の医療現場には大きな負担が掛かっている中で、学校の新学期を迎えて感染リスクがさらに高まることから、「宣言」の対象期間を9月20日(火)まで延長するとともに、要請する項目を追加することを決定いたしました。
*各家庭において、感染時の自宅待機期間はもとより、台風シーズンを迎えての自然災害にも備えるため、少なくとも3日分、できれば1週間程度の食料や水、医薬品等の生活必需品の確保をしていただく。
*新学期における学校等へのウイルス持ち込みを防ぐため、家族を含め体調が悪い場合は、児童・生徒には登園・登校を控えていただくとともに、医療機関を受診する前には事前に電話でご確認をいただく。
この「宣言」は、市民の皆様に、一律の外出制限を求めたり、会食やイベントにおける人数制限等を求めるものではありませんが、ご自身だけでなくご家族など身近な方々の健康を守るため、また「県内医療の逼迫、ひいては医療崩壊」を何としても引き起こさないため、「自分ごと」として、「宣言」の趣旨を踏まえた「感染しない、させない」行動を取っていただけますよう、お願い申し上げます。