ウイルス感染の予防について

公開日 2021年10月01日

 現在、新型コロナウイルスの第5波が襲来し、全国で猛威を振るっていますが、他にも気をつけなくてはならないウイルスはたくさんあります。

 昨年は、流行しませんでしたが、通常、秋以降に流行するインフルエンザウイルスもその一つです。

 様々な感染予防を皆さん行っていると思いますが、今回、ご紹介します「鼻呼吸」と「鼻うがい」もウイルス感染に対し予防効果があるとされています。

 

鼻呼吸

 「鼻呼吸」は、優れた防御機能を備えた呼吸法と言われています。

 まずは、鼻の入り口にある鼻毛により、外部から侵入しようとする小さなゴミや花粉等をブロックします。

次に、鼻腔粘膜では、繊毛の上皮細胞と粘膜の分泌によりウイルスや細菌など、さらに小さな異物を絡め

取ります。また、鼻から入ってきた空気が鼻腔を通過するとき、体に適した温度・湿度にし、体への負担を

軽減します。

 反対に、「口呼吸」は、直接、外気が喉にあたり、小さなゴミや花粉、ウイルス等が体内に入り込んだり、

口内が乾燥することにより、雑菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病等のトラブルになったり、さらには免

疫機能が低下することが知られています。

 本来、鼻は呼吸する器官であり、口は食べるための器官です。人間は進化の過程で「口呼吸」するよう

になりましたが、生まれたばかりの赤ちゃんは「鼻呼吸」です。本来の姿である「鼻呼吸」を行い、免疫機能

を高めましょう。

 

鼻うがい

 「鼻うがい」は鼻腔内に付着した、小さなゴミや花粉、ウイルス等を洗い流すことにより、様々なアレル

ギーやウイルスによる感染の予防対策になると言われています。

 ウイルス感染症の多くが、鼻腔、上咽頭の上気道から感染すると言われていますが、「のどうがい」では

鼻の奥の上咽頭を洗い流すことはできません。そのため、上咽頭まで洗い流すことができる「鼻うがい」が

効果的な予防対策になると言えます。

 インフルエンザウイルスは、侵入して1~2日で感染、発症し、新型コロナウイルスは侵入して5~6日

で感染、発症すると言われています。このようにウイルスは、侵入してから感染、発症するまで潜伏期間

があるため、吸着まで「鼻うがい」をすることにより、感染源となるウイルスを外部に出すことができると言

われています。

 「鼻うがい」を行うことにより、防御機能である繊毛運動や上咽頭の活性化を図り、機能回復させること

で感染症予防につながります。

 

マスクの着用、手洗い、3密の回避等

 「鼻呼吸」「鼻うがい」だけで全ての感染症対策にはなりません。「マスクの着用」「手洗い」「3密の

回避」等、いくつかの感染対策を行うことで、より効果が表れます。また、「鼻うがい」を行うときは鼻う

がい専用水等を使用してください。

 

 

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