広報編集室の小窓 9月

公開日 2020年11月19日

日々の取材で出会った素敵な一場面を写真で紹介します。

 

2020年9月

横見小学校 避難をシミュレーション
 

9月27日、横見小学校にて親子防災学習を実施し、児童約90人、保護者約110人が参加しました。徳島大学環境防災センターの協力・指導の下、大地震発生後の津波の恐れがある状況と、けが人を補助しながらの避難を想定。割れたガラスやブロック塀、がれきの山に見立てた障害物の中、親子で助け合って避難しました。
参加者は、シミュレーションを通して「液状化した道が通りにくい」「靴を履いて逃げないと危険」などに気付き、災害に対する準備と訓練の大切さを学びました。

(vol.3236)

横見小学校 避難をシミュレーション 横見小学校 避難をシミュレーション

 

 

地元のおいしい魚を味わって 椿泊漁協がハマチを寄贈
 

9月25日、市役所にて椿泊漁業協同組合より、ハマチの贈呈式が行われました。
以前より、椿泊漁港であがった太刀魚、鰆、かますを県内の学校給食に提供してきた当組合。今回は、学校給食における地元の魚を通じた食育および地産地消の推進のため、市内の小中学校、幼稚園へハマチの切り身6,300切れが贈られます。来年1月に給食として出される予定。
代表理事組合長の久米順二さんは、「子どもたちには、阿南で捕れる豊富な魚や漁業のことに関心を持ってもらいたい。今後も漁業環境が許す限り、続けたい」と話していました。

(vol.3235)

椿泊漁協がハマチを寄贈 椿泊漁協がハマチを寄贈 椿泊漁協がハマチを寄贈

 

 

命を守るための、「知る」「気づく」「考える」那賀川防災パネル展
 

9月14日からフジグラン阿南1階にて、国土交通省那賀川河川事務所主催の「那賀川の水害について考えよう!~那賀川防災パネル展の開催~」が行われています。展示するパネルは、川の防災情報の活用方法や那賀川・桑野川の浸水想定区域図、那賀川におけるタイムライン、那賀川河川事務所防災情報メール配信サービスについて、本市過去の被災時の写真など。
来場された、北島町在住の子育て中のご夫婦は、「近々、地元の阿南市に住まいを移す予定。被害を最小限にするにはどう行動すればいいのか、知るために来た。特に、那賀川と桑野川の氾濫時の被害が分けて示されていたのは分かりやすく、すごく参考になった」と熱心に見られていました。
また、被災時の写真では、大雨により家屋や道路が浸かったり、生活用品が水面に浮かんで漂っていたりと印象の強い写真が並んでおり、何人かの来場者が写真の前で足を止めて見入っていました。
全国各地で甚大な災害が頻発する状況の中、市民の皆さまには、周囲の環境への関心と防災意識をより高め、有事の際、命を守るために取るべき行動を今一度考えていただければと願います。当パネル展は9月30日まで開催しています。

(vol.3234)

那賀川防災パネル展 那賀川防災パネル展 那賀川防災パネル展

 

 

学生視点で将来像を描く「こんな阿南市に暮らしたい・働きたい」
 

9月2日、阿南工業高等専門学校内にて、同校創造技術工学科建設コース4年生の授業の一環として、「学生視点の阿南市総合計画をつくろう!」発表会が開催されました。まず、参加した学生21人は、本市の現状の”問題・原因”と将来への”行動”について考え、暮らしたい・働きたい阿南市の将来像を描きました。よく選ばれたテーマは商業で、商業施設、商店街、交通アクセスに注目が集まっていました。
発表内容を共起ネットワーク(単語のつながりを図示する手法)で表すと、学生たちは高専と企業との関わりをすごく近いと考えており、一方で高専と交通、商業では距離を感じていることが示されました。
その後4グループに分かれ、総合的な計画を考えるため、ワークショップを実施しました。30分という短い時間で、今まで学んだことを元に学生たちは意見を交わし、また総合計画審議会委員、阿南高専校長、表原市長など、アドバイザーの別視点からの意見も取り入れながら、理解を深め、考えを広範囲に展開。問題を自分ごとと考え、地域や社会とのつながりを大切に行動し、積極的な関係を作っていくことの必要性を再認識していました。

(vol.3233)

 

 

「tokushima ebooks(トクシマイーブックス)」で
広報あなん9月号を見ることができます
 

広報あなん9月号を徳島県電子書籍ポータルサイト「tokushima ebooks(トクシマイーブックス)」でご覧いただけます。
県内自治体の広報誌や観光パンフレットなどを閲覧できるポータルサイトです。パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末から、冊子のページをめくるような動作でスムーズに読むことができますので、ぜひご利用ください。
くわしくは下記アドレスをご覧ください。
https://www.tokushima-ebooks.jp/

(vol.3232)

トクシマイーブックス

 

お問い合わせ

企画部 秘書広報課
TEL:0884-22-1110
FAX:0884-22-4090