広報編集室の小窓 2月(2)

公開日 2020年05月19日

日々の取材で出会った素敵な一場面を写真で紹介します。

 

2020年2月(2)

持続可能なまちをめざして あなん未来会議を開催
 

2月28日、市役所にて、阿南市の持続可能な未来を創出するためのアイデアやヒントの発表と意見交換を行う「あなん未来会議」が開催されました。2015年から市と大正大学が連携して始め、今回は有識者8人と関係課職員、新人職員が参加。徳島文理大学総合政策学部教授で阿南市参与の床桜英二さんが座長を務め、カーレーサーで日産自動車社外取締役の井原慶子さんが初参加となりました。
スポーツジャーナリスト・コメンテーターの二宮清純さんは「町に娯楽がなくてもスポーツで町おこしができる。地域愛着につながる」と紹介し、日本航空株式会社徳島支店長の坂本優子さんは「施設の新設は難しくとも、キャンピングカーステイのための駐車場やビュースポットの設営はどうか」と提案しました。
市内在住のNPO法人AWAがん対策募金理事長の勢井啓介さんは、高校生ミライ会議の参加や富岡西高校の文部科学省スーパーサイエンスハイスクール事業でも講演されており、地域のために「学生・企業・行政が連携をしていく」重要性を強調しました。
会議では、人の育成と確保が度々話題に。「面白い人たちが集まる空間を作る。面白い人が集まれば、面白いことが起きる」
これらの提言は今後の施策に取り入れられるか検討されます。

(vol.3184)

 

 

高齢者等見守り活動の強化 協定締結
 

2月25日、市役所にて第一生命保険株式会社と本市間で「高齢者等見守り活動に関する協定」を締結しました。同社の営業社員(本市では約20人)が日々の顧客訪問活動の中で、高齢者宅で異変等に気付いた場合(数日間の新聞が溜まっているなど)、市役所や地域包括支援センター等に連絡。これにより、高齢者の緊急事態等に適切かつ速やかに対応する仕組みを構築することを目的としています。今までも高齢者の見守り活動などを通して、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるようなまちづくりに努めてまいりましたが、本協定を機にさらに強化されることになります。
徳島営業支社支社長の垣並 徹さんは「高齢者の暮らしの安心に貢献できるよう協力していきたい」とあいさつされました。

(vol.3183)

 

 

DVのない社会をめざして
ポスター撮影に野球部が協力
 

男性が主体となって女性への暴力撲滅を啓発するポスターの撮影会が2月21日に市役所で開催され、市役所野球部11人が撮影に協力しました(パープルシードあなん主催)。野球部員は「DVのない地域づくりを応援します」と書かれたプラカードを持ち撮影に臨み、夫婦や恋人間の暴力を絶対に許さないと訴えました。

(vol.3182)

 

 

河内志郎さんがモンゴル名誉領事に任命
 

四国で初めてモンゴルの名誉領事に任命された河内志郎さん(75歳・見能林町)が2月20日、表原市長を表敬訪問されました。河内さんは、長年にわたり野球を通した交流を支援するなど日本とモンゴルの交流に取り組んでいます。また、県内自治体の使わなくなった救急車をモンゴルに贈っています。河内さんは、「文化面のほか、経済、観光、人材交流など幅広い分野で交流していきたい」と意気込みを語りました。

(vol.3181)

 

 

春の息吹を感じて 明谷梅林が開園

 

阿南市の観光名所の一つ、明谷梅林園が2月16日に開園しました。約5ヘクタールの園内には、鶯宿梅や南高梅など約2,000本の梅の木が植わり、阿波百景にも選ばれている県南最大の梅の名所です。開園式では、「梅の郷明谷梅林」代表の奥田國夫さんが、「改元を機に令和園に改称した初めての梅林まつり。1人でも多くの皆さまに梅林に足を運んでほしい」とあいさつ。表原市長をはじめ関係者によるテープカットが行われ、春の行楽シーズン到来を祝いました。梅林まつりは3月15日㈰まで開催されます。明谷梅林で梅を愛でて、春の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。

(vol.3180)

 

 

ネパールのイラム紅茶を広めたい
 

羽ノ浦町の前川達哉さんが、ネパール東部のイラム地方の紅茶を日本で周知・普及した功績により、ネパール政府から同国に貢献した人に与える賞「International Civic Service Honor 2019」を受けました。前川さんは、現地でイラム紅茶を仕入れ、日本に紹介しています。「今後もネパールのおいしい紅茶を知っていただくためまいしんしたい」と話していました。

(vol.3179)

 

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