流行性耳下腺炎（ムンプス、おたふくかぜ）について

流行性耳下腺炎について

 

１　おたふくかぜについて

 

　　ムンプスウイルスに感染することにより、２～３週間の潜伏期間を経て発症し、片側あるいは両側のほおが腫れる病気で、通常１～２週間で軽快します。

　　冬から初夏にかけて流行し、３～６歳に多く起こします。

 

２　流行性耳下腺炎にかかったら

　　特別な治療法はありません。症状を少し楽にする方法が行われます。

 

３　注意することは

　　思春期以降の男性で２５％に睾丸炎、女性では３０％に乳腺炎を合併することがあります。その他髄膜炎、卵巣炎、難聴、膵炎などを認める場合があります。

　　また、妊婦が感染した場合には、自然流産をすることがあります。