山口町串坂の山林で２トン余りの不法投棄物を撤去（とくしまエコサポート事業）

12月３日（日）に山口町串坂の市道中村１号線沿いの山林で、不法投棄を撤去する「とくしまエコサポート事業」が実施され、廃タイヤや家電製品など約２トン４００キログラムのごみを撤去しました。
この事業は、不法投棄物への対応に主体的に取り組む市町村に対し、県が一般社団法人徳島県産業資源循環協会や地域住民との協働・連携により不法投棄物の撤去を支援する取組で、本年度は阿南市で実施されることとなりました。

 

＜実施前の状況＞

 

撤去作業には、地元の桑野地域振興協議会の方をはじめ、徳島県産業資源循環協会の会員、県職員の方など約６０人が参加し、急峻な山肌に隊列をつくり、廃タイヤや家電製品を手作業や重機で分別しながら、およそ１時間３０分をかけて２トン余りのごみを回収・処分しました。

 

＜作業中の状況＞

＜作業後＞

 

市では、ごみの不法投棄への対策として、環境パトロールの強化や啓発看板の設置などに取り組んでいます。また、市民の皆さんをはじめ、有志ある方々の清掃活動により、近年は減少傾向にありますが、人目につきにくい山間部などでは、一部の心ない方によるごみの投棄が見られることから、今回の取組を契機とし、更なる防止策に努め、「不法投棄を許さないまち」であることを市内外に発信していきたいと思います。