夏の感染症について

公開日 2015年03月21日

ヘルパンギーナや咽頭結膜熱(プール熱)はいわゆる「夏かぜ」と呼ばれる病気です。

発熱や下痢、嘔吐による脱水症状には注意しましょう!

 

 

ヘルパンギーナ
夏かぜの代表的な病気で、乳幼児を中心に流行します。7月頃が流行のピークで8月頃から減少し始めます。
《感染経路》
主にウイルスの飛沫・接触感染、便からの経口感染です。
《症状》
急な高熱(39度前後)のあと、のどの奥に1~2ミリくらいの水泡ができます。水泡がつぶれると、飲み込み時に強い痛みを訴えるのでよだれが多くなり、食欲低下やおう吐する場合もあります。
《対応・予防》
症状が重い場合は小児科を受診しましょう。食欲低下時には、脱水にならないように水分補給に注意しましょう。感染予防として、感染者との接触に注意したり、流行時には手洗い・うがいを徹底しましょう。

 

 

咽頭結膜熱(プール熱)
プールでの感染が多くみられることから、「プール熱」とも呼ばれる感染症で、7~8月頃に流行のピークを迎えます。
《感染経路》
プールを介した場合には、汚染された水からやタオルの共用も原因といわれています。それ以外では、飛沫感染、手指を介した接触感染等があげられます。
《症状》
39~40℃くらいの高熱、喉の腫れと痛み、目の充血とめやにが多くなることが特徴です。鼻がグズグズしたり、咳や腹痛、頭痛、下痢を起こすこともあります。
《対応・予防》
高熱の場合は小児科、結膜炎の症状が強いときは眼科を受診しましょう。感染力の強いウイルスなので、手洗い・うがい、タオルや洗濯物は別で洗濯する、プールに入る前後はシャワーで体や目をよく洗いましょう。

 


A群溶血連鎖球菌咽頭炎(猩紅熱(しょうこうねつ))
《感染経路》
感染者との接触を介してうつるため、家庭、学校などの集団での感染も多いと言われています。
《症状》
発熱、倦怠感、喉の痛みがでます。白苔状の舌になり、それが剥離して苺状になります。顔面や体幹が紅潮することから、「猩紅熱(しょうこうねつ)」とも言われ、皮膚の紅斑や皮疹は落屑して全身に広がります。
《対応・予防》
喉の痛みがあるため、刺激の少ない消化のいいものを食べるのがよいでしょう。予防法としては、患者との接触を避け、手洗い・うがいなどで菌が体内に入らないようにしましょう。

 

 

手足口病
子どもを中心に、夏に流行する感染症です。病名のとおり、手、足、口に水泡ができます。
《感染経路》
飛沫感染や便からの経口感染で流行します。
《症状》
手、足、口の中に米粒ほどの水疱ができます。かゆみはありませんが、水疱がつぶれると痛みが出て食事が難しくなり、脱水症状を起こすことがあります。発熱はしないことが多く、上がっても37~38℃程度です。
《対応・予防》
自然に治ることもありますが、症状が重いようなら小児科を受診しましょう。口の中の痛みで食欲がなくなるので、薄味や刺激の少ない食事をとりましょう。特に、脱水にならないよう、水分補給を心がけましょう。

 

 

 

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