カメ等のハ虫類による「サルモネラ症」について

公開日 2015年03月21日

食中毒の一つとして知られているサルモネラ症ですが、食事以外の感染源として、カメ等のハ虫類との接触があります。アメリカでは、カメを触ったことによるサルモネラ症の集団発症が繰り返し起き、日本においても毎年のように発生しています。特に赤ちゃんや高齢者、免疫が低下している人がかかると髄膜炎等の重い症状を引き起こすことがあるため、注意が必要です。



サルモネラ症とは?
サルモネラを原因菌とする感染症で、よく知られているのは、サルモネラに汚染された食品を食べることにより胃腸炎症状を起こす食中毒です。これ以外に、ハ虫類などの動物(カメ、イグアナ)と接触することで感染、発症することがあります。



ハ虫類を原因とするサルモネラ症は、どのくらいの頻度で発生していますか?
日本においてもほぼ毎年のように発生しています。カメ類を感染源とするものがほとんどで、子どもまたは高齢者がかかっています。
海外では、カメ、イグアナ、ヘビを原因とし、胃腸炎だけではなく、菌血症、敗血症、髄膜炎、これらに伴う死亡事例があります。



どのくらいのハ虫類が菌を持っていますか?
50~90%のハ虫類は菌を持っています。



どのようにしてサルモネラ症に感染しますか?
飼っているハ虫類を触った、または飼育箱を洗った手に菌がつき、これが口に入ることにより感染します。



どのような症状がでますか?
症状は様々ですが、よく見られるのは急性胃腸炎です。8~48時間の潜伏期間を経て発症します。また、まれに、乳幼児・小児では意識障害、けいれん及び菌血症高齢者では急性脱水症状及び菌血症により重症化します。



治療方法は?
胃腸炎症状の場合、安易に下痢止めなどの市販薬を使用することは避け、医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。



予防はどうしたらいい?
・ハ虫類を飼う場合は、その飼育環境を清潔に保ち、特に下痢をしている動物やハ虫類の世話をした後には石けん等を使って十分に手を洗いましょう
・免疫が低下している人(赤ちゃん、高齢者がいる等)がいる家庭でのハ虫類の飼育は控えましょう
・カメなどの飼育水を交換する場合は、排水により周囲が汚染されないように注意しましょう。




・ミドリガメ等のハ虫類の取り扱いについてはこちら→Q&A1.pdf(328KBytes)Q&A2.pdf(379KBytes)Q&A3.pdf(314KBytes)をご覧ください。

お問い合わせ

保健福祉部 保健センター
TEL:0884-22-1590

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