先天性風しん症候群について

公開日 2015年03月24日

妊婦(特に妊娠初期)が風しんにかかると、胎児に風しんウィルスが感染し、出生児が先天性風しん症候群を発生することがあります。こういったケースが平成24年に全国で5例、報告されており、平成16年の10例に次ぐ値となっております。風しんの報告数は2353例と、過去5年間で最も多い報告数です。

 

 

○先天性風しん症候群にかかると・・・
妊娠中の感染時期により重症度、症状は異なりますが、出生児は難聴、心疾患、白内障、精神や身体の発達に遅れがある場合があります。風しんが主に春~初夏に流行するため、妊娠中に風しんウイルスに感染した胎児のほとんどが秋~冬に生まれています。

 

○原因は・・・
風しんウイルスが原因となります。
免疫のない女性が風しんにかかると、血液、胎盤を介して胎児にうつります。

 

○予防は・・・
風しんウイルスはインフルエンザのように感染します。外出後の手洗い、うがいが大切です。
また、妊娠する可能性のある女性は、事前に予防接種を受けておくこともお勧めします。過去に風しんにかかったか、予防接種を受けたかが不明な場合は、費用はかかりますが、医療機関で抗体価の検査を受けることができます。検査結果に応じて予防接種を受けることをお勧めします。

 

○予防接種を受ける場合・・・
抗体が陽性の人が予防接種を受けても特別な副反応は起こらないとされているため、抗体価の検査を受けずに直接予防接種を受けても差し支えありません。抗体価の低い人は予防接種により、追加免役の効果が望めます。
妊娠する可能性のある女性が風しんワクチンを接種する場合には、妊娠していない時期(生理中またはその直後が確実)にワクチンを行い、その後2カ月間の避妊が必要です。

 

○妊婦さんを守るために・・・
妊婦の夫(パートナー)、子ども及びその他の同居家族が風しんにかからないよう、注意しましょう。

 

 


国立感染症研究所:風しん及び先天性風しん症候群について

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