災害時の非常持ち出し品と備蓄品

公開日 2024年01月01日

非常持ち出し品

 

避難するとき持ち出す最小限の必需品。あまり欲張りすぎないことが大切です。重さの目安は、男性で15Kg、女性で10Kg程度。背負いやすいリックサックにまとめておきましょう。

 

【携帯ラジオ】
誤った情報に惑わされず正しい情報を得るため。小型で軽く、AMとFMの両方を聞けるものがよい。予備の乾電池も忘れずに。

 

【懐中電灯・ろうそく】
停電時や夜間の移動に使うため。予備の乾電池も忘れずに。ろうそくは、太くて安定のよいものを。

 

【ヘルメット(防災ずきん)】
屋根瓦や看板などの落下物から頭部を守るため。避難路は転倒事故も多いので、必ず用意を。

 

【非常食・水】
非常食は乾パンなど火を通さなくても食べられるものを用意。水はミネラルウォーターなど。赤ちゃんがいる場合は粉ミルクなども。

 

【生活用品】
ライター、マッチ、ナイフ、缶切り、ティッシュ、ビニール袋、サランラップなど。赤ちゃんがいる場合はほ乳瓶なども。

 

【衣類】
下着、上着、手袋、ハンカチ、タオルなど。赤ちゃんがいる場合は紙おむつなども。

【救急薬品・常備薬】
絆創膏、ガーゼ、包帯、三角巾、消毒液、解熱剤、胃腸薬がぜ薬、鎮痛剤、目薬、とげ抜きなど。持病がある人は、常備薬も忘れずに。

 

【衛生品】
せっけん、生理用品、ドライシャンプーなど。

 

【貴重品】
現金(紙幣だけでなく、公衆電話用の10円硬貨も。)預貯金通帳、健康保険証、免許証、印鑑など。

 

生活用備蓄品

 

災害復旧までの数日間を自活するために必要なもの。最低でも3日分、出来れば7日分を用意しておきましょう。

 

【非常食】
そのまま食べられるか、簡単な調理で食べられるもの。アルファ米やレトルトのごはん、保存のきくパン(缶詰も市販されている)、缶詰やレトルトのおかず、インスタントラーメン、切り餅、チョコレート、氷砂糖、梅干し、インスタントみそ汁、チーズ、調味料など。
定期的に期限を確認し、古い物から食べて、いつも新鮮なものを補充しておく。

 

【水】
飲料水は1日3Lが目安。ミネラルウォーターの保存期間はペットボトルで2年、缶で3~5年程度(冷暗所においた場合)。随時、保存期間の確認を。さらに生活用水の確保も忘れずに。
風呂の水はつぎにはいるまで抜かず蓋をして、寝る前にはポットややかんに水を入れておく。

 

【生活用品】
燃料は短期間なら卓上コンロや固形燃料で十分。ガスボンベも多めに用意を。その他洗面具、生理用品、ビニール袋、キッチン用ラップ、ビニールシート、新聞紙など。

 

 

避難生活が長くなった場合にあると便利な物

 

鍋(コッヘル)、携帯トイレ、使い捨てカイロ、裁縫セット、雨具、ガムテープ、地図さらし(包帯、おしめ、手ぬぐい、ロープ、風呂敷などに使えて便利)、筆記用具(油性ペンなど)、スコップ、文庫本など。子供がいる場合は、教科書、ノートなども。

 

 

阪神・淡路大震災ではこんな物が役に立った

 

10円玉、ドライシャンプー、ボディー洗浄剤、ホイッスル、ポリ容器、携帯コンロパール、常備薬、予備のめがね、補聴器など。

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